この記事では、
- 「これから社会人になるので、カバンの中にどんなものを入れておくのが必須か知っておきたい」
- 「自分のカバンの使い方について、見直しをしたい」
という方に向けて、
- 実際に私が出社時にカバンの中に入れているもの
- カバンを使用する際に工夫していること
について、実体験ベースでお伝えします。

まるで1個上の先輩とサシ飲みに行ったかのように、「有益な情報が得られた」「心が少し軽くなった」「また明日から頑張ろう」、そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
1. 使用しているカバンのご紹介

まずは、私が出社時に使用しているカバンをご紹介します。
私が通勤で使用しているカバンは以下のものです。
私の社会人になってからのカバンの使用歴は以下のような状況です。
- 楽天で購入した3000円程度のビジネスバック
- 店舗で店員の方におすすめされて購入した3000円程度のビジネスバック
- 夫からプレゼントでいただいた、15000円程度のビジネスバック(上記のもの)
過去に使用してきた3000円程度のカバンは、使用して数ヶ月程度で明らかにくたびれてきてしまったり、持ち手のところがボロボロになってしまったりしていました。
しかし上記のカバンについては、2年ほど使用していますが、持ち手のところが少しくたびれてきたくらいで、まだ問題なく使い続けることができる状態です。
私のカバンは、重い時だと6〜7kgくらいの重さになることもあるのですが、その重さのものを日々入れていても、これだけ耐久力が続いているのはすごいな、と素直に感心しています。
私の出社スタイルが「週の半分はリモート、週の半分は出社」というスタイルであることも関係しているとは思いますが、それでも持ちが良いように感じています。
またカバンの中の広さも申し分なく、ノートPCや水筒・お弁当を入れても余裕がある広さで、ポケットなどの収納も使い勝手が良いです。
カバンの見た目も少し高級感があって、身につけていると少し気分が上がるため、個人的にはとてもおすすめばカバンになっています。
2. 必須でカバンに入れておくべきもの

続いて、実際にカバンの中に入れているものをご紹介します。
まずは、社会人であれば、おそらくほとんどの方が必ずカバンの中に入れることになるであろうグッズをまずはご紹介したいと思います。
①スマホ・財布・鍵
出社する際に限らず、そもそも家の外に出る時には毎回必ず持ち歩かなければいけないものですね。
スマホと財布さえあれば、最悪外で何かあっても、その場で買ったり、スマホで助けを求めたりすることができます。
②交通系ICカード
車で出勤する方は不要かもしれませんが、都内に電車で出勤をする方であれば必須かと思います。
これを忘れてしまうと、切符を買う手間が発生してしまい、最悪の場合、乗るべき電車に乗れず遅刻に繋がってしまう、ということもあり得ますね。
スマホのアプリに交通系ICカードを入れて、スマホをタッチすることで改札を通ることもできますが、私は「パスケースでタッチをすることが好き」というこだわりがあるため、パスケースを別途用意しています。
毎日の通勤が少しでも気分良く行えるよう、パスケースはちょっといいものを買うようにしています。今使っているパスケースは以下のものです。
③会社の入管証
ビルや会社によって要不要が分かれるかもしれませんが、会社から発行されている場合は、カバンの中に忘れずに入れておく必要があります。
④名刺入れ
営業職の方であればもちろん、「普段名刺を渡す機会が少ない」という方でも、突然取引先の方やお客様が訪問してくるといった場合に備えて、名刺は常に持ち歩いている必要があります。
名刺入れがあまりに陳腐なものであったりボロボロだったりすると、初対面の人からの印象・信頼度が下がってしまうため、私は名刺入れは思い切って少し良いものを持ち歩くようにしています。

これは私が、夫から誕生日プレゼントでいただいたもので、とても気に入っている名刺入れのため、せっかくなので紹介させていただきました。
※Amazon・楽天等では販売されていないため、購入を検討される方はぜひ公式サイトから見てみてください。
⑤ハンカチ・ティッシュ・ポーチ
最低限の衛生用品も、カバンの中には必ず入れることになるかと思います。
私がお気に入りで使用しているハンカチは以下のものです。
職場で使用するハンカチなので派手すぎるものは控えつつ、しかし持っていると少し気分が上がるようなデザインのハンカチを使用するようにしています。
また、私がポーチの中に入れているものは以下の通りです。
- 常備薬(花粉症の薬、生理痛の薬など)
- 櫛、髪ゴム
- リップクリーム
- 爪切り
- 絆創膏
3. 私にとっては必須なもの

続いて、「人によって要不要が分かれると思われるが、私は必須で持ち歩いていたもの」についてご紹介いたします。
①ノートPC・PC充電器
私の会社は「週の半分は出社、週の半分はリモート」というスタイルなのですが、出社時とリモート時で同じノートPCを使用するため、必然的に出社時は毎回ノートPCを持ち歩くことになります。
また私の会社は「物は壊れる限界まで使う」というスタンスの会社のため、私が支給されたノートPCも、以前退職された社員の方のお下がりで、バッテリーの持ちがよくなかったので、ノートPCの充電器も常に一緒に持ち歩く必要がありました。
②お弁当・水筒
節約のために、出社時は毎日お弁当を作って持っていくようにしています。
私の社会人になってからのお弁当歴は以下のような状況です。
- 1000円程度のお弁当箱に、ご飯とおかずを詰め込む
- 3000円程度の曲げわっぱに、ご飯とおかずを詰め込む
- 象印のスープジャーにスープを入れ、加えておにぎりを持っていく
最初は毎日朝起きたら、作り置きのおかずをお弁当箱に入れて持っていくということをしていたのですが、仕事が忙しくなるにつれて、「土日におかずを作り置きして」「毎朝それをお弁当箱に入れる」という作業すら億劫になるようになってしまいました。
そんな自分の心を正そうと、少しでも気分が上がるようにお弁当箱を曲げわっぱに変えたこともありましたが、曲げわっぱもすぐにカビてしまい、匂いがすごいことになってしまいました。
そこで私が辿り着いたのが、上記のスープジャーです。
「卵・乾燥わかめ・春雨・冷凍ほうれん草・冷凍ブロッコリー・冷凍ネギ・白だし」などの具材を入れ、お湯を注ぐだけでお弁当が完成します。
おにぎりも、ラップを広げた上にご飯を乗せて、ラップで包みながらおにぎりを作れば、手を汚さず素早く完成させることができます。
お弁当にかかる作業時間は5分程度です。これで、手間をかけることなく毎日お昼ご飯代を節約することができています。
また私は水をとにかくよく飲むタイプの人間のため、自販機で水を買う費用を節約するためにも、マイボトル(800ml)を常に持ち歩くようにしています。
800mlの水筒を持ち歩いていても、夕方くらいまでには水がなくなってしまうことが多く、結局自販機で水を買い足すこともあるのですが、それでも水筒を持ち歩いているおかげで、水にかかるお金はかなり節約できているように感じます。
③イヤホン
以下理由より、私はいつもイヤホンを持ち歩くようにしています。
- 出勤・退勤時に音楽を聴けるようにするため
- 出先でミーティングに入らなければいけなくなった時に備えるため
またイヤホンは、有線・無線のどちらも持ち歩くようにしています。
ミーティングのためにイヤホンを使用する際、無線イヤホンだと充電を気にする必要が出てきてしまいます。
そのため仕事への集中力が削がれないよう、仕事でイヤホンを使用する際には必ず有線イヤホンを使用するようにしています。
プライベートでは、充電を気にしなければいけないほど長時間ぶっ続けてイヤホンを使うことは少ないため、以下使い勝手の良いAirPodsProを使用しています。
④本
私は出勤・退勤の電車の中で、仕事に関する本を読むことを習慣にしているため、カバンの中には常にその時読んでいるビジネス本が入っています。
本当はスマホやKindle端末で読書をするようにすれば、カバンの重さも軽くなり良いのですが、
私は、会社の書籍購入制度(紙の本のみの支給)を使用して本を手に入れることも多いため、重い本を直接カバンの中に入れていることが多くあります。
(※Kindle本・Kindle端末のおすすめについては、以下記事で別にまとめているため、ぜひ併せてご覧ください)
(※また、私が電車での通勤時間をどのように活用しているかについては、以下記事に別でまとめているため、ぜひ併せてご覧ください)
4. いざという時のためにカバンに入れているもの

続いて「毎日使用するものではないが、突発的に何かあった時に備えて常に持ち歩いているもの」についてご紹介します。
①生理用品
女性であれば、何かあった時のために常に持ち歩いていることが多いのではないでしょうか。
私は、予定日通りに生理が来ないことも多いため、全然予定日付近ではない時期でも念の為持ち歩くようにしています。
②折り畳み傘、吸水傘ケース
私は朝が苦手なタイプで、余裕がない時の朝は、天気予報を見ずに家を出てしまうことも多くあります。
今やビニール傘の値段も結構高く、雨のたびにコンビニでいちいちビニール傘を買っていると出費がかさんでしまいます。
そこで私は、突発的な雨に備えて、常に折り畳み傘を持ち歩くようにしています。
また日傘と兼用できる折り畳み傘にすることで、夏の暑い日には紫外線対策として使えるようにもしています。
私が現在使用している折り畳み傘は以下のものです。
会社に持って行く傘のため、派手すぎるものは避けつつ、使用する際に少しでも気分が上がるよう、デザインがシンプルでかわいいなと思ったものを使用するようにしています。
また、雨に濡れた折り畳み傘をそのままカバンの中に入れると、カバンの中が濡れてしまって、最悪の場合カビの発生に繋がってしまうこともあるため、吸水傘ケースも併せて持ち歩くようにしています。
③予備のマスク
もうマスクをしていなくても何も言われない時代にはなりましたが、それでもインフル・コロナが流行っている時期や、花粉症の時期には、何かあった時に備えてマスクがあると便利です。
私の会社には悲しくも「ちょっとコロナっぽい症状があったんだけど、今日は熱下がったから普通に出社してるんだよね〜(マスクせず)」という不届き者がいたりするので、自分の身を守るためにも予備のマスクは常に持ち歩くようにしています。
④ウェットティッシュ
使用頻度はだいぶ少ないですが
- 出勤・退勤時に、何かしらのアクシデントでちょっと服を汚してしまった時
- 会社でお菓子をもらってちょっと手を拭きたい時
- 同僚とランチで行ったお店がおしぼりが出ないタイプのお店だった時
などに使用することができるため、意外と便利で、私は常に持ち歩くようにしています。
⑤歯ブラシ
- お昼ご飯を食べ終わった後、歯を磨きたいとき
- 終電を逃すまで飲んだ後、ネカフェに泊まって始発までやり過ごそうとする時
などのシーンで使用することができるため、念の為カバンの中には常に入れっぱなしにしておくようにしています。
⑥モバイルバッテリー
私は、一つのスマホを長く使い続けるタイプの人間のため、今持っているスマホも数年以上使用しており、「スマホのバッテリーがすぐなくなってしまう」という状況になっています。
そこで、家に帰るまでスマホの充電が持つよう、モバイルバッテリーを常に持ち歩いています。
使用しているモバイルバッテリーは以下のものです。
コンセントに挿しながら使用すると、モバイルバッテリー自体の充電も行いながらスマホの充電もでき、とても便利なため重宝しています。
5. 私のカバンには入っていないもの

他の職場・職種の社会人の方だとよく入っているようなグッズでも、私のカバンの中には入っていない、というものがいくつかあるため、ご紹介します。
①メモ帳・筆記用具
私が勤めている会社は、PCでメモをとる文化なあるため、メモ帳・筆記用具は持ち歩いていません。
また、不動産営業や車営業など高単価な商材を扱うBtoCの営業マンだったりすると、「お客さまに契約書にサインしていただく時のために、高級な筆記用具を用意しておく」という文化があると思いますが
私の職種はお客様と直接対峙するような職種ではなかったため、高級な筆記用具を持ち歩くこともありませんでした。
職場・職種により、要不要が分かれてくるのだと考えています。
②印鑑
私の勤めている会社は「紙に何かを書いて提出する」ということが全くなく、全てオンライン上でやり取りが完結がされているような会社であったため、印鑑を常に持っておく必要がありませんでした。
会社に提出する資料で印鑑を使った場面といえば、入社時の誓約書くらいだったように思います。
こちらも、職場の文化により要不要が分かれてくるグッズだと考えています。
③電卓
経理職の方や、お客様にパッと商品の値段を提示したい時などのために、電卓を持ち歩いている社会人もいらっしゃると思いますが、
私の職種はお客様と直接対峙することが少なく、仕事上で何か数値的な計算をしたいと思っても、Excelやスプレッドシートの関数を駆使して計算をすることがほとんどであったため、電卓は持ち歩いていませんでした。
④ストッキング
スーツ着用が必須の会社で働いているビジネスウーマンだと、ストッキングが伝線してしまった時のために、予備のストッキングを持っておく、ということもあると思います。
しかし私の会社はスーツ着用が必須ではなく、オフィスカジュアルでの出社が許されていました。
そのため私はストッキングを仕事中に履くことはほぼなく、従って予備のストッキングを持ち歩いていることもありませんでした。
6. カバンの使い方について意識していること

ここからはカバンの中身ではなく、「カバンを使う際に社会人として気をつけていること」についてご紹介をいたします。
①物の定位置を決める
何かを取り出す際にいちいちカバンの中をぐるぐる漁っているというのは、単純に時間のロスですし、周りの人からも「ちょっとあの人みっともないな」と感じられてしまいます。
当たり前のことではありますが、常にカバンの中は整理整頓をしておき、よく使うものはスッと取り出しやすい位置に入れておく、というのが大切だと考えています。
②カバンの底に溜まったカスは定期的に掃除する
カバンの底にはどうしても、髪の毛・埃・食べ物のカスなど細かいゴミが溜まっていってしまいます。
社会人である以上、たとえお客様の前に出る仕事でないとしても、身だしなみ・清潔感はマナーとして大事です。
ですので私は、定期的にカバンの中のものを全て出して、カバンをひっくり返してカスを外に出す、ということをしています。
またこの作業により、定期的にカバンの中のものを全て出す習慣がつくと、「あれ、これ本当に会社に持っていく必要あるかな?」など、持ち物の見直しを行うことができるためおすすめです。
必要のない余計なものを大量に持ち歩いているのは、外から見た時の見た目としてもあまりスマートではありませんし、カバンが無駄に重くなってしまい、体力も消耗してしまいます。
③「ビジネスバックは消耗品である」ということを心得る
これは、私がカバン屋さんの店員の方から実際にアドバイスされた内容です。
ビジネスバックは毎日の通勤で使用するものであるため、どうしても「1年〜数年」が使用期限になってくるそうです。
できる限り長持ちするようお手入れをすることはもちろん大切ですが、それでも毎日使っているとどうしても新品の時と比べてボロボロになってきてしまうものです。
ですので私は「ちょっとクタクタ・ボロボロになってきてしまったかも」と思ったら、いつまでも使い続けず思い切って新しいカバンを買い直す、ということをしています。
「外(お客様・上司・同僚)から見た時に自分がどう見えているか」を意識しながら働くというのは、職場内での自分の立ち回りをよくするためにとても大切なことです。
「常にシャキッとしていて清潔感がある」というだけで、人からの信頼というのは結構得やすくなります。
逆に「あの人いつもくたびれた格好しているな」と思われてしまうだけで、無意識にその人への信頼感というのは下がってしまうものです。
そのため、持ち物の一つ一つに常に気を遣っておくのは、非常に大切なことだと考えています。
7. 最後に
私の出社時のカバンの中身をまとめると
となります。

新しい物事にチャレンジするのは、誰だって勇気がいることです。
自分の実体験が、少しでも皆さんの心を軽くしたり、背中をそっと押すものになることができたら嬉しいです。
このサイトでは、後輩を応援したいという気持ちで、これからもさまざまな記事を執筆していきますので、ぜひご覧ください。

またこのブログでは、他にもキャリアについて記事を執筆していますので、ぜひ併せてご覧ください。