営業はきつい?乗り越え方と営業の魅力もあわせて解説

この記事では、

  • 「これから営業職になろうとしているけれど、きついと言われて不安になっている」
  • 「現在、営業職をやっているけれど、全然売れなくてきつくて辞めようか迷っている」

という方に向けて、

  • 営業がきついと言われる理由
  • きついと感じたときの乗り越え方
  • きついと感じやすい職場の特徴
  • どんな人が営業に向いているのか
  • 営業のメリット
  • 営業で売れるようになる方法
  • 営業は辞めて他の職種にする際のポイント

について、自分も同じように不安になったり挫折した経験を踏まえ、実体験ベースでお伝えします。

団長
団長

まるで1個上の先輩とサシ飲みに行ったかのように、「有益な情報が得られた」「心が少し軽くなった」「また明日から頑張ろう」、そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

1. 営業がきついと言われる5つの理由

団長
団長

営業はきついと言われることが多く、なりたくない職業でも、上位に選ばれることがあります。
そんな営業がなぜきついのかについて、自分が営業を経験した実体験をもとにお伝えします。

ノルマや目標に追われる

営業のミッションは、お客様にサービスを販売して、売上を上げることのため、
目標は、受注金額や受注件数など明確に数字で設定されることが多いです。

そして、その目標に対して、現状どのくらい差があるのかを把握して、
目標を達成するために、何をしなければならないのかを考えて実行していく必要があります。

常に目標の数字を意識して行動する必要があるため、気疲れしてしまい、きついと感じることがあると思います。

休日もお客様対応をしなくてはならない

有給休暇などを使い、休みを取った場合、お客様から連絡があれば、対応することがあります。
もちろん、休みなので基本対応しなくても良いのですが、
連絡を返さない間は、お客様の検討がストップしていることになるので、
営業の目標を達成できなさそうなときは、対応して目標達成に近づけようとします。

仕事を仕事と割り切って、目標達成できなくても良いという考えもありますが、
売れない営業は当然評価もされないため、給料が上がりにくくなるという悩みが出てくるでしょう。

このように、常に数字を意識することから、休日も仕事のことを考えなくてはならない、
お客様対応をしなくてはならないというのは、営業がきついと言われる理由の1つだと思います。

契約が取れないと上司に詰められる可能性がある

上司は、基本的に部下の目標を束ねた目標を背負っています。
部下が目標を達成できないと、上司である自分も目標を達成できないという状況にあるため、
部下が目標を達成できそうか、できなさそうであれば、次にどんなアクションをする予定なのかを確認します。

部下が何も考えておらず、行動もしないということは、上司にとってとても困るので、
自分で考えて行動できるように、指導をするというのは当たり前だと思います。

しかし、上司によっては指導の仕方が下手だと、
考えても分からない人に「考えろ!」とただ詰めるだけになってしまうことがあります。

指導が下手な人が上司になった場合は、詰められてきついと感じることがあると思います。

前提として、企業は学校とは違い、従業員にお金を払って労働を求めているので、
成果を出すために自分自身で努力をすることは必要だということは忘れないでください。

営業活動をしていると、お客様から怒られることがあります。
営業はお客様から信頼されるまでは、時間を奪う人でしかないので、
お客様に価値ある情報を届けて信頼してもらう必要があります。

お客様にとって何の価値もなく、自分だけが利益を求めているような活動をしていると、
お客様から「もう営業しないでくれ!」とお叱りを受けることがあります。

たまにいきなり強気で怒ってくる人がいますが、
そういう人は一緒に仕事をしても上手くいかないので、深く考えずに気にしないようにしましょう。

このように、営業はお客様から怒られることがあるため、人によっては精神的に苦痛を感じる人もいると思います。

自信がないサービスを取り扱う可能性がある

営業はお客様の抱える課題に対して、サービスを提案するのが仕事です。
サービスを提案する際に、自信を持って提案できないのは致命的です。

お客様も、営業が自信を持って提案してくれるサービスであれば、安心することができるかもしれませんが、
営業が「これあんまり良くないんですけど…」と紹介をすれば、「え。じゃあなんで紹介をするの?」となると思います。

これは、日常生活でも同じで、自分が美味しくないと思った食べ物を人におすすめしているようなことと同じです。
「こういうのが好きな人は、これも好きかも…」という考えはあるかもしれませんが、
基本的に自分が信じていないものをおすすめするのは、おすすめされた側も信用しきれないので、
お互いがWin-Winになるのは難しいと思います。

そのため、自信がないサービスを取り扱う営業は、なかなか売れないためきついと感じることが多いと思います。

2. きついと感じたときの乗り越え方

団長
団長

営業できついと感じたときに、どう乗り越えればいいのかについてお伝えします。
自分自身、売れないときは会社に居場所がなくなると思い、不安な気持ちになりました。

きついと感じる状態を乗り越えられると、営業という職種に対して、
ネガティブな気持ちが小さくなると思うので、ぜひきついと感じた方は実践していただければと思います。

上司や同僚に相談をする

信頼できる上司や同僚がいれば、現状の悩みを相談してみましょう。
特に同じ経験をしたことがある人であれば、その人はどのようにその悩みを解決したのかを教えてくれるはずです。

コミュニティやメンターを活用するのもあり

どうしても社内に相談できる人がいないという方は、外部のコミュニティやメンターを活用することをおすすめします。
以下に自分が知っている営業に関するコミュニティとメンターを探せるサービスを紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。

セールスギルド:https://peraichi.com/landing_pages/view/salesguild

MENTA:https://menta.work/

営業スキルを高めるために勉強をする

売れないと営業はきついと感じるので、売れるようになるために勉強をしましょう。
営業1年目の人や売れないと悩んでいる営業の人に向けた記事を以下にまとめていますので、
ぜひ参考にしてみてください。

自分なりのストレス解消法を行う

根本的な解決にはなりませんが、一時的にはストレス解消を行うことも有効です。
自分の場合は、サウナに行ったり、音楽を聴いたりして心を休めるようにしています。

暴飲暴食でストレス解消をすることは健康に良くないのでできるだけ避けた方が良いと思います。
運動をすることも、リフレッシュには効果的だと感じていますので、おすすめです。

副業で視野を広げる

副業に取り組むことで、経済的な余裕を作ると、自然と精神的な余裕も出てきます。
自分自身、営業の経験を活かして、副業でエージェント採用の推進をしたことがあるので、
そのような経験を通して、お金を稼ぎながら、気分転換をするのもおすすめです。

副業に関する記事は以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、副業を始めるにあたって、自分にどんな副業が向いているのかを見つけることができる無料副業診断もあるので、ぜひお試しください。

あなたに合った副業が見つかる【スキルコンシェルジュ】(PR)

転職を検討する

どうしても営業がきついと思ったら、転職を検討することも視野に入れましょう。
その企業の営業がきついだけの可能性があるため、この後ご紹介する「きついと感じやすい職場の特徴」をもとに、
企業選びをするのがポイントです。

営業で転職するときのポイントについては、以下の記事に書いていますので、ぜひご覧ください。

また、営業におすすめの転職エージェントについては以下をご参考ください。

忙しい営業マン必見!話すだけで転職成功!営業特化転職【セールスラダー】(PR)

効率良く自分に合った転職エージェントを探すためのサービスもありますので、こちらもご参考ください。

転職エージェントマッチングサービス【Fair Ship(フェアシップ)】(PR)

他職種の検討をするという方は、こちらをご覧ください。(後ろの目次へ遷移します)

3. きついと感じやすい職場の特徴

団長
団長

営業をやっていて、きついと感じやすい職場には共通点があると思います。
そのような会社を選ばないというのも1つの選択だと思うので、
きついと感じやすい職場の特徴と、会社をどう選べばいいのかポイントをお伝えします。

市場が縮小しているサービスを営業している

営業は結局、売れないときついと感じやすいです。
市場が縮小しているということは、それだけ買う人がいなくなっているということなので、
営業をしても断られることが多くなります。

しかし、目標は掲げられているため、売れないと分かっていても、どうにか行動する必要があります。
これじゃ足取りが重くなるのも当然ですよね。

そのため、どういう企業を選んだらいいかをお伝えします。

市場とサービスが成長している企業を選ぼう

お客様のリテラシーが高い

お客様のリテラシーが高いと、セールストークは見破られてしまいます。
例えば、最近では金融について学ぶ人が増えているので、
お金について学んで資産形成をしようとしている人に、
リボ払いをおすすめしたり、高額な保険をおすすめするのは難しいと思います。

このように、お客様のリテラシーが高いと、自分で必要か不要かを判断できてしまうので、
営業が必要なくなってしまいます。

お客様がこれから勉強する領域を選ぼう

根性論でどうにかしようとしている

売れない時に、「頑張れ!もっと行動しろ!やればできる!」などという根性論でしか解決できない企業は、
人のモチベーションに依存して企業を運営しているため、
従業員の士気が下がったら、経営状況は一気に悪化すると思います。

頭で考えて、仕組みから見直すことができないと、持続性や再現性がなくなってしまうので、注意が必要です。

仕組みで解決しようとする企業を選ぼう

そのほか、営業職で会社を選ぶときのポイントについては、以下の記事でまとめていますので、
参考にしてみてください。

4. どんな人が営業に向いているのか

団長
団長

営業はきつそうだと感じると、どんな人が営業に向いているのか気になりますよね。
以下の記事で営業に向いている人と向いてない人の特徴をまとめていますので、参考にしてみてください。

また、自分がどんな仕事に向いているのかを知るための適職診断もおすすめです。

5. 営業のメリット

団長
団長

ここまで読むと、営業はやりたくないと思うかもしれませんが、営業には多くのメリットもあります。
営業のメリットについて、以下の記事でまとめていますので、
営業辞めようかなと思ったあなたは、ぜひ読んでみてください!

記事を読むのがめんどくさいという方向けに、ポイントをお伝えします。

営業のメリット

6. 営業で売れるようになる方法

団長
団長

営業は売れるようになることで、やりがいを感じる職種だと気がつくことができます。
売れないと、追い込まれるだけなので、苦しいと感じると思います。
売れるようになることが、「きつい」と感じる営業を脱することにもつながるので、
売れる営業になれるように頑張りましょう!

では、どうやったら売れる営業になれるのかについては、以下の記事にまとめていますので、
ぜひこちらをご確認ください。

7. 他職種を検討するときのポイント

団長
団長

営業は辞めようという方向けに、他職種を検討するときのポイントをご紹介します。
どの職種にも、メリット・デメリットがあると思いますので、しっかりと考えることが重要です。

自己分析を行い将来的にどうしたいかを考える

自分が将来どうしたいのかを書き出してみましょう。
書き出したことを実現するために、どんな行動を取る必要があるかを明確にすることで、働き方も見えてきます。

  • ◯年後に、どのくらいのお金が欲しいか?
  • ◯年後に、どんな働き方をしていたいか?
  • ◯年後に、どんな生活をしていたいか?
  • どんな時に喜びを感じる?
  • どんな時に嫌な気持ちになる?

妻が自己分析のワークをやってみた記事を書いているので、参考にしてみてください。

自分の強みを活かせる職種を選ぶ

これまで自分がやってきたことを書き出しましょう。
以下のような設問を参考にしてみてください。

  • 子供の頃によくやっていたこと
  • 中学・高校時代に頑張ったこと、工夫したこと
  • 大学時代に頑張ったこと、工夫したこと
  • 既に働いている人向け:これまでやってきたこと、頑張って少しでも成果が出たこと

また、自分がどんな仕事に向いているのかを知るための適職診断もおすすめです。

社内異動できないかを交渉する

転職を考える前に、社内異動できないかを交渉してみましょう。
転職回数が多くなると、「長く働いてもらえないのではないか…」と思われてしまいます。

会社内で解決できそうであれば、会社内で異動をして経験を積むことによって、
未経験転職とはならないので、スムーズに転職活動を進められると思います。

副業や長期インターンでチャレンジしてみる

他の職種が自分に合うのかどうかを確かめるのに、「副業」や「長期インターン」をしてみることをおすすめします。
転職・就職してから、「合わなかった…」と後悔しないように、挑戦してみましょう。

自分が副業や長期インターンをした時の話を他の記事でまとめているので、参考に読んでみてください。

副業を始める時には、自分にどんな副業が向いているのかを見つけることができる無料副業診断もあるので、ぜひお試しください。

あなたに合った副業が見つかる【スキルコンシェルジュ】(PR)

転職のプロに相談する

これまでお伝えしたことを考えた上で、他職種について理解を深めるために
転職のプロにも相談してみることをおすすめします。

実際に自分が調べた内容や思っていたことと違うという場合もあるので、
いきなり転職をせずにまずは面談で確認してみるということが重要です。

効率良く自分に合った転職エージェントを探すためのサービスがありますので、こちらもご参考ください。

転職エージェントマッチングサービス【Fair Ship(フェアシップ)】(PR)

8. 最後に

営業がきついと言われる理由と乗り越え方、営業の魅力をまとめると

となります。

団長
団長

新しい物事にチャレンジするのは、誰だって勇気がいることです。
自分の実体験が、少しでも皆さんの心を軽くしたり、背中をそっと押すものになることができたら嬉しいです。

このサイトでは、後輩を応援したいという気持ちで、これからもさまざまな記事を執筆していきますので、ぜひご覧ください。

わたしたちについて

またこのブログでは、他にもキャリアについて記事を執筆していますので、ぜひ併せてご覧ください。