この記事では、
- 「これから同棲をすることになったが、お互いリモートワークがある。仕事中どう配慮すればいいのか不安」
- 「2人ともリモートワークすることを考えると、どういう家具配置にすればいいのか悩む」
という方に向けて、
- 実際に二人暮らし×リモートワークを4年間続けた私たちの、間取り・家具の配置等
- リモートワーク日が被った際にお互い気をつけていたこと
についてお伝えします。

まるで1個上の先輩とサシ飲みに行ったかのように、「有益な情報が得られた」「心が少し軽くなった」「また明日から頑張ろう」、そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
1. 前提:わたしたちの同棲・リモートワーク事情

「二人暮らしでリモートワーク」といっても、人それぞれ「どういう状況で同棲を開始したのか」「リモートワークの頻度は」など条件が異なるかと思います。
そこでまずは、私たちの同棲・リモートワーク事情の前提をお伝えさせていただきます。
いつから同棲を始めたのか、リモートワークの頻度はお互いどれくらいだったのか、の状況は以下の通りです。
- 社会人になる前の、大学3年生の頃から半同棲状態だった。その際は1Kで半同棲していた。
→同棲自体には慣れていた(ずっと家に人がいる感覚や、家事分担など) - 社会人になってからは、正式に両家の親に許可をとり、家の契約を一つにして同棲開始。
※結婚は社会人になって数年経ってからしました。 - コロナ禍入社のため、入社早々からリモート勤務開始。両方とも、週のうち半分出社・半分在宅の状態。
→リモートワークが被る日もあれば、被らない日もあった
私たちの出身大学は、一人暮らし率が8〜9割を超えており、カップルになるとそのまま半同棲を始める人が多い、という状況でした。
私たちも例に漏れず、大学3年生の頃に付き合い始めてから2年間、片方の家(1K)で半同棲をしていました。
(※大学時代の半同棲生活については、以下記事に別でまとめているため、ぜひ併せてご覧ください)

そのため同棲自体には慣れていて、お互いどう配慮し合いながら生活する必要があるのか感覚を掴んでおり、その上で社会人になってからリモートワークが開始された、という状況でした。
※現在は出産をきっかけに別の家に引っ越しをし、間取りも変わっています。今回は、まだ子供がいなかった頃、完全に二人暮らしだった頃に、どうリモートワークをしていたかについてお伝えをします。
2. 実際の間取り・家具の配置をご紹介

続いて、どのような間取りで家具を配置していたのか、実際の実例をご紹介します。
拙い画像で恐縮ですが、実際の間取り図・家具の配置は以下の通りです。

間取りのポイント、結果どのようなリモートワーク状況になっていたのかについてまとめると、以下の通りになります。
- 間取りは2DK。築30年越えの賃貸アパート
- 1人1部屋という分け方ではなく、「寝室(緑のゾーン)」「仕事部屋(赤のゾーン)」「ダイニング(黄色のゾーン)」で部屋を分け、共用していた
- エアコンは「仕事部屋」に設置されている一台のみ。そのためエアコンの風が少しでも家全体にわたるよう、各部屋のドアは全て取り外していた。
それでも特に「ダイニング」は、夏は暑く冬は寒い状態。築30年越えの日当たり良好アパートだったため、特に夏になると「ダイニング」の暑さが異常だった(ドアを閉めると35度を超える)。 - リモートワークが被った日には、どちらかは「仕事部屋」で仕事、どちらかは「ダイニング」で仕事をしていた
- ダイニングで仕事をする際は、照明の当たり具合の都合上、トイレ側を背に仕事をすることになる。キッチン側を背に仕事をすると、ミーティングの際に顔が暗く映ってしまう
- ダイニングで仕事をする人がいる際は、トイレに行く時にミーティングの画面に映らないよう配慮したり、料理・洗い物等の音がミーティングに入らないよう配慮する必要があった
1人1部屋という分け方ではなく、「寝室(緑のゾーン)」「仕事部屋(赤のゾーン)」「ダイニング(黄色のゾーン)」で部屋を分け、共用していた理由は以下の通りです。
- エアコンが「仕事部屋(赤のゾーン)」にしかないため、1人1部屋で分けるとどちらかがエアコンなし部屋でずっと生活することになってしまい不公平。
- シーン別に部屋を分けた共用した方が、用意しなければいけない家具が少なくなり金銭的な負担が少ない
リモートワークが被った際に、どちらも仕事部屋で仕事をするのではなく、「仕事部屋」と「ダイニング」で場所を分けていた理由は、以下の通りです。
- 仕事机が2人並んで仕事できるほど大きくない。
- 2人とも仕事の性質的にミーティングの量が多いため、ミーティングの時間が被った際に、お互いの声が入ってしまわないよう配慮
3. リモートワークが被った際に大変だったことと、その乗り越え方

以上の間取り・家具配置等踏まえ、2人のリモートワーク日が被った時に大変だったことをお伝えします。
大変だったこと①:どちらが仕事部屋で仕事をし、どちらがダイニングで仕事をするか
私たちの家は、仕事部屋で仕事をするか、ダイニング側で仕事をするかで、以下のように環境が大きく変わる状況でした。
- 仕事部屋で仕事をする場合、仕事机には以下設備がついている
- 昇降式机
- GrowSpica pro(ハイバックチェア)
- ディスプレイ3面
- logicoolキーボード
- トラックボールマウス
- Webカメラ
- 対してダイニングで仕事をする場合、机に昇降式の機能はなく、ガジェットの設備もなく、ノートPCひとつで仕事をする状態。
- またダイニングだと、ドアを閉めた途端エアコンの風が入ってこなくなり、夏だと気温が30度越え、冬もかなり寒くなる状況。冬はストーブや厚着で凌げるものの夏の暑さはどうしようもなく、本当に大変な状態だった。
- 加えてダイニング側にはトイレ・キッチンがあるため、人の動きが多く、生活音が入りやすい。
ですのでもちろんお互い「仕事部屋で仕事をしたい」となるのが普通で、結果「今日はどっちが仕事部屋で仕事をするか」がかなり重要になっていました。
(※仕事部屋のリモートワークの環境については、以下記事で別でまとめているため、ぜひ合わせてご覧ください)

基本的に、仕事部屋の使用頻度が半分半分になるように、お互い譲り合っていました。
またその日の仕事内容によって、ディスプレイが3面あった方がやりやすい日と、ノートPC一台でも事足りるという日があったりするので、「今日は自分がダイニングでもいいよ」など臨機応変に譲っていたりしました。
またダイニングで仕事をしている人に対しては、特に感謝・配慮の気持ちを忘れず、自分がダイニングに出入りするときはできる限り生活音を立てないように注意したりなどしていました。
また夏のダイニングの暑さについてはどうしようもないため、夏の期間だけは、仕事部屋にもう一つ、縦横30cm程度のローテーブルを置き、どちらかが地べたに座りローテーブルにノートPCを置いて仕事をする、といったことをしていました。
大変だったこと②:ミーティングの際の、音・背景の配慮
リモートワークの日が被った際、ここの心配をする人が一番多いのではないでしょうか。
特にミーティングの時間が被ってしまうと、お互いの声がお互いのミーティングに入ってしまわないよう、配慮をする必要があります。
またミーティングの時間が被っていなかったとしても、相手がミーティングの最中は、背景に写ってしまわないよう後ろを通らないようにしたりする配慮が必要です。
特に私たちの場合、トイレに行く際は、ダイニングで仕事をしている人の後ろを通る必要があったため、ダイニングで仕事をしている人がミーティングに入っている時間はトイレに行きづらくなる、という悩みもありました。
以下のように対応をしていました。
- 1日の最初に、あらかじめその日ミーティングがある時間帯を伝えておく
- 声や音が入っても良い、後ろを通って良いミーティングかあらかじめ聞く、もしくは伝える
- 声や音が入ってほしくないミーティングの場合、いつもは取り外しているドアをその時だけ取り付け直して、ドアを閉める。
- ダイニング側の人がミーティングに入る時間帯になったら、先にその直前にトイレに行っておく
また「別の部屋で同居人がミーティングをしていたら、その声が気になって仕事に集中できなくなるなどがあるのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その点については、そもそも出社して職場で働いたとしても、静かな空間で集中できるわけではないことがほとんどなため、あまり気になりませんでした。むしろ職場だと
- 電話がかかってくる
- 上司から突然指示を振られる
- 上司や同僚から雑談をされる
- 隣の人が自席でオンラインMTGに参加し始める
などがあるためその環境と比べると、在宅の際に同居人が少し音を出すからといって、そこまで気になることはありませんでした。
大変だったこと③:料理・食事をする際の音の配慮
定時の時間がバラバラだったため、基本的に平日の昼ご飯・夜ご飯は別々で食べていました。
そのためダイニングで仕事をしている人がいる場合、昼ご飯・夜ご飯の際の音(電子レンジの音・洗い物の音・料理の音等)に気を遣う必要がありました。
基本的に、料理は土日に作り置きをしておき、平日の昼ご飯・夜ご飯はそれを食べるようにしていました。
ですので、平日に昼ご飯・夜ご飯を食べる際に発生する音は、電子レンジの音・洗い物の音等のみでした。
以上踏まえ、昼ご飯・夜ご飯を食べる際にもし相手がミーティング中だった場合は
- 電子レンジの音が入ってもよいミーティングかどうか聞く
- 重要そうなミーティングの場合は、昼ご飯を食べる時間をずらす
等対応していました。
また「昼ご飯・夜ご飯を別々に食べていると、ご飯の匂いなどで集中できなくなってしまうのでは?」など思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしその点については、出社して職場で働いたとしても同じ状況で、仕事をしながら自席でご飯をパッと食べている人が多い環境だったため、あまり気になりませんでした。
4. これから同棲×リモートワークを始める人へのアドバイス

最後に、自分達の実体験も踏まえ、きっとどんな二人暮らしにも当てはまるであろう、同棲×リモートワークに関するアドバイスをお伝えさせていただきます。
アドバイス①:ミーティング前には毎回、ミーティングの重要度や配慮して欲しいことを一言伝えると良い
ミーティングの前には一言、これから始まるミーティングがどれくらいの重要度のものであるかを、あらかじめ伝えておくと良いと考えています。
- 外部の会社の人との重要なミーティングなのか
- 上司との1on1なのか
- 定例ミーティングなのか
- 社内朝礼なのか
- 自分はほぼ喋らないミーティングなのか、自分が主に喋るミーティングなのか
- 顔出しが必要なミーティングなのか、顔出しは必要ないミーティングなのか
そのミーティングの重要度によって、同居人に求めることは変わってくるはずです。
- 大事な商談のため、音はできる限り立てないでほしいし後ろも通らないでほしい。
- 顔出しなし且つ自分は全く喋らないミーティングなので、音を出してもいいし、後ろも通って良い。
- 信頼できる上司(自分が同棲状態にあることを知っている人)とのミーティングなので、少しであれば音は出してもいい。が、マナー的な観点から、後ろを通るのは極力避けてほしい。
ミーティング前に一言、こういった声かけがあることで、お互いかなり過ごしやすくなると考えています。
アドバイス②:会社の人には同居人がいることを伝えておくと良い
ミーティングをする頻度が多く且つ信頼できる相手には、必要に応じて「同居人がいます。同居人の声が入ってしまったらごめんなさい」などあらかじめ伝えておくことをおすすめします。
「同居人の声が入ってしまわないか」をいちいち気にしなければいけないのは、地味にストレスになります。
同棲の他の出来事(家事の分担、あらゆることでの価値観のズレなど)に比べると、「ミーティング中に同居人の声が入ってしまうか心配」というのは些細なストレスかもしれませんが、それでも塵も積もれば山となります。
毎日の日常生活ができる限り快適なものとなるよう、ストレスの元は、できることから一つずつ潰していくようにしましょう。
アドバイス③:相手の仕事のやり方に対して、必要以上に口出しをしない
リモートワークをしていると、
- 相手がミーティング時にどういう発言をしているのか
- どういう姿勢で仕事に向き合っているのか
などが、嫌でも目に入ってくるようになると思います。
そうすると、ついつい口を挟みたくなってしまうこともあるかもしれません。
しかし、すでに会社内で上司からさんざんフィードバックを受けているのに、家に帰ったら今度は同居人からもフィードバックを受けるなんてことになったら、たまったものじゃないですよね。
上司であれば、会社としての育成方針に基づいた上で今の自分のレベルに合わせて適切にフィードバックをしてくれているため、こちらとしても受けたフィードバックに対して納得感を持ちやすいのに対して、
ちょっと仕事の場面をチラッと見ただけの、細かい状況をよくわかっていない同居人からいきなり、「今のそのやり方はあんまりなんじゃないかな」「もっとこういうやり方をしてもいいんじゃない。」と言われても、
混乱するだけですし、納得感もあまり湧かないのではないでしょうか。
仕事に限らずプライベートでも同じかと思いますが、「過干渉しない」というのは、2人で生活していくにあたって大事なことになると考えています。
※もちろん、「明らかに仕事をサボっている」「明らかに部下に対してパワハラをしている」などであれば別です。そういう場合は、早めに相手に見切りをつけて次に踏み出すことをした方が良いでしょう。
アドバイス④:空調設備には惜しまず投資しよう
基本的に、2DKの広さをエアコン一台でカバーするのは、よほど断熱性に優れている家でない限り難しいと思います。
お金をもらって働いている以上、「勤務時間中、暑すぎて/寒すぎて仕事に集中できない」となるのは避けるべきです。
また結果、夏バテや風邪等で体調を崩してしまったら、病院代の方が高くつきます。
ですので、エアコンやストーブなど、空調設備に対しては惜しまず投資をするようにしましょう。
- 大家さんに、エアコンをもう一台つけてもいいですかと交渉する
- 窓に断熱シートを貼る
など、家の空調環境を良くするためにできることはいろいろあります。
アドバイス⑤:思いやり・助け合いの心を持とう
当たり前のことですが、人と一緒に住む以上、お互い思いやり・助け合いの心を持つことが大切です。
- 同居人が「今日は残業長引きそう」という状況だったら、家事を臨機応変に引き受ける
- 逆に「最近仕事ばっかりで家事を相手に任せてばっかりだったかも」と思ったら、感謝の気持ちを述べ、これまでできなかった分の家事のタスクを巻き取る
- 相手が仕事に集中している時は、変に話しかけに行かない
- 逆に相手が仕事に関することで落ち込んでいたり、話を聞いてもらいたそうにしていたら、相談・雑談に乗ったりして、支え合う
同居人の好意に甘えすぎない、というのは大切なことです。
同居人が「いいよいいよ」と平気な顔で家事を引き受けてくれていたとしても、本心では「本当は自分ももっと仕事に時間を使いたかった/家事以外のやりたいことに時間を使いたかったけど、2人のこれからの生活のためを思って、我慢して相手のサポートのために動いている」という状況かもしれません。
相手が自分のために動いてくれることを当たり前だと思わず、もらった分はちゃんと相手に返すつもりで生活することが大切です。
5. 最後に
同棲しながらリモートワークをする際のポイントをまとめると
- アドバイス①:ミーティング前には毎回、ミーティングの重要度や配慮して欲しいことを一言伝えると良い
- アドバイス②:会社の人には同居人がいることを伝えておくと良い
- アドバイス③:相手の仕事のやり方に対して、必要以上に口出しをしない
- アドバイス④:空調設備には惜しまず投資しよう
- アドバイス⑤:思いやり・助け合いの心を持とう
となります。

新しい物事にチャレンジするのは、誰だって勇気がいることです。
自分の実体験が、少しでも皆さんの心を軽くしたり、背中をそっと押すものになることができたら嬉しいです。
このサイトでは、後輩を応援したいという気持ちで、これからもさまざまな記事を執筆していきますので、ぜひご覧ください。

またこのブログでは、他にもキャリア・結婚準備について記事を執筆していますので、ぜひ併せてご覧ください。