この記事では、
- 育休を取得したいけど、いつ会社に言えばいいの?
- 育休の希望について、どんな風に伝えるのが良い?
という方に向けて、
- 会社へ伝えるおすすめのタイミング
- 会社へ伝える内容
- 会社へ伝える前にやっておいた方が良いこと
- 育休までにやっておいた方が良いこと
について、自分も同じように不安になった経験を踏まえ、育休を半年間取得することを伝えた実体験ベースでお伝えします。

まるで1個上の先輩とサシ飲みに行ったかのように、「有益な情報が得られた」「心が少し軽くなった」「また明日から頑張ろう」、そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
1. 会社へ伝えるおすすめのタイミング

男性の育休取得率は年々上昇していますが、
妊娠や育休について、会社へ伝えることがはばかられる男性も一定数いると思います。
自分の経験をもとに、おすすめのタイミングをお伝えできればと思いますので、参考にしてみてください。
結論:妊娠12週を過ぎたタイミングがおすすめ
自分は妊娠12週を過ぎたタイミングで最初に上司へ報告しました。
その次に、同じ部署内で業務に大きな影響が出るであろうメンバーへ伝えました。
このタイミングで伝えた理由は以下の通りです。
- 2人部署で業務領域が異なっている状況だったため、育休に備えて早めに業務調整をしてもらえるようにするため
- 妻のつわりがあるため、会社への出社頻度を調整させてもらうため(リモート勤務を多くするため)
育休を取得している期間は、在籍しているメンバーに業務の負担が大きくなることが想定されます。
自分の場合は、半年間の育休を希望していたこともあり、少しでも早く伝えることで、
採用を検討したり、他部署からの公募を検討したりしておいてもらおうと考えていました。
育休を長く取得しないとしても、前もって伝えておくことで、上司は今後の計画をしやすくなります。
育休は労働者の権利だという言い分もあるかもしれませんが、育休から帰ってきた時に、
働きやすい環境を継続できるようにするためにも、会社側の理解を得ておくことは重要です。
また、妊娠6週頃からつわりの症状によりなかなか食事が取れなかったり、
体調も良くない状態だったため、買い物などは基本的には自分が行っていました。
つわり中は、メンタルの浮き沈みも激しくなるため、
しっかりと妻をサポートできるように心がけることが大切です。
つわりについては、医学的な情報となるため、専門機関の情報をご確認ください。
妻の意見もあると思うので、どのタイミングで会社へ伝えるかは、妻と合わせることをおすすめします。
妊娠12週未満は避けた方が良い理由
妊娠12週未満は、流産の中で多くを占めている「早期流産」が起こる可能性があります。
自分は妊娠が発覚した時点で、とても嬉しく周囲に報告したいと思ったのですが、
いろいろと調べてみると、まだ12週未満では安心できないということを知りました。
もし、妊娠が発覚した段階で周囲へ伝えて、早期流産となってしまった場合、
周囲も悲しい気持ちになり、なんと声をかけていいか迷ってしまうと思うので、
余計な心理的負担をかけないようにするためにも、妊娠12週未満での報告は避けておいた方が良いでしょう。
早期流産については、医学的な情報となるため、専門機関の情報をご確認ください。
遅すぎると業務の調整が大変
育休について、上司への相談が遅くなると、育休期間の業務の調整をすることが大変になります。
ましてや、長く育休を取りたいという方こそ、できる限り早いタイミングで伝えておいた方が良いでしょう。
制度的には、育休取得の1ヶ月前までに申し出をするとしているところが多いかもしれませんが、
わざわざギリギリに伝える必要もないので、伝える内容が整理でき次第、伝えるようにしましょう。
2. 会社へ伝える内容

育休について会社(特に上司)へ伝える時は、会社(上司)からスムーズに受け入れてもらえるように、
必要な情報を漏れなく、丁寧なコミュニケーションをすることが大切です。
出産予定日と育休を取得したい期間
上司や関係者には、以下の内容を伝えるようにしましょう。
- 出産予定日
- 育休を開始したい日
- 育休を取得したい期間
出産予定日は、あくまで予定日であり、2〜3週程度前後する可能性があると考えておく方が良いでしょう。
出産予定日と育休開始日、育休を取得したい期間がわかることで、上司や関係者も仕事の見立てが立てやすくなります。
もし、長く育休を取得したい場合に、会社から「そんなに長く休む必要があるのか?」と
言われることがあるかもしれません。実際に自分も上司から応援半分、パタハラ半分という形でした。
具体的に言われた内容を記載しますので、万が一言われるかもしれないと心構えをしておくと
いざとなった時に安心かもしれません。
- 半年じゃなくて、3日だけだよね?(繰り返し何度も)
- 半年も休むなんて甘いな。俺だって子育てしながら働いているのに。
- 早く育休から帰ってきてもいいんだよ?
しかし、重要なのは、強い意志を持って、育休を取得する旨を伝えることです。
間違っても、「もう一度、妻と相談してみます」などと交渉の余地があると思わせないことが大切です。
会社は、1人いなくなったところで、潰れることはありません。
実際に誰かが退職をして、会社は何か変わりましたか?
なんだかんだ、どうにかして会社は運営を継続できます。
会社にとっては、替えの効く存在だったとしても、
妻と子供にとっては、あなたは替えの効かない存在です。
労務関係の書類を提出する
上司だけでなく、人事部門の人にも育休を取得する旨を伝えましょう。
育休取得にあたり、会社に提出する書類があると思うので、
内容を記載して提出しましょう。
ちなみに自分の会社で提出した書類と記載した内容をお伝えします。
- 育児休業申請書
- 届出日
- 部署名
- 社員番号
- 氏名
- 子供の氏名(ふりがな)
- 子供の生年月日
- 子供について提出者本人との続柄
- 休業期間(分けて取得する場合は、分けて記載する)
- 職場復帰予定日
- 休職中の連絡先
- 母子手帳の写し(出生日の証明があるページ)
- 給付金の振込口座の通帳コピー
- 育児休業給付金手続き関する同意書
- 記載内容に同意する旨をチェックする
- 被保険者番号(人事が記載する)
- 被保険者氏名
- 押印
3. 会社へ伝える前にやっておいた方が良いこと

ここまで、伝えるタイミングと伝える内容をお話してきましたが、
第一子の妊娠の場合は、全てが初めてのことなので、色々と悩むことも多いと思います。
自分の経験をもとに、育休について会社へ伝える前にやっておいた方が良いことをお伝えしておきます。
妻との話し合い
会社へ伝える前にやることで、一番大切なのは、妻と話すことです。
もう一度言います。絶対に妻と育休について話してください。
これから一緒に子育てをしていくパートナーとして、ましてや結婚をして一生を添い遂げるパートナーとして、
子育てに対する考え方を確認しておかないというのは非常にまずいことだと思います。
たまに、「多分こうやって思ってくれてるはず」と勝手に思い込んで、
妻に何も言わずに、行動をする人がいますが、それで妻が喜んでるのを見たことがありますか?
それで喜ぶのはサプライズの時だけです。
基本的には、妻はどうして行きたいと考えているかを聞いて、
自分の意見も整理した上で、話し合っていくことが大切です。
- どのくらいの期間、育休を取得して欲しいと思っているか?
- 育休をいつから取得して欲しいと思っているか?
- 出産後の生活はどんな生活を望んでいるのか?(専業主婦になりたいか?など)
- 子育てのお金はどのように準備していくか?
育休について調べる
妻と話す上でも、育休について調べておきましょう。
妻は自らのお腹に命を授かり、母として体調の変化がありながらお腹の子供と一緒に生活をしていくので、
おそらく夫よりも不安を抱えて、いろいろと調べていると思います。
そこで、夫が何も知らずに、全部妻に聞いて決めるという形になると、
「何も考えてくれていない!」「男は出産をしないから気楽でいいね!」などと妻を怒らせてしまう可能性があります。
- 妊娠中の体調の変化
- 妊娠中に気をつけた方が良いこと
- 出産に関すること
- 子育て準備に関すること
- 子育てに関すること(生まれてから1歳くらいまで)
- お金に関すること
- 保育園に関すること
自分の実体験については、これからさまざまな記事を書いていこうと思うので、お楽しみに!
過去に育休を取得した男性社員の有無と取得期間を調べる
会社に育休取得について伝える上で、過去の実績はとても参考になります。
上司よりも先に周囲へ話して、うわさで上司に伝わることは避けた方が良いので、
自分で調べられる範囲で過去に育休を取得している男性社員がいるかを調べましょう。
もし、自分で調べられる範囲では全く情報が見つからないという場合は、
上司へ育休取得を希望する旨を伝える際に、
「期間については社内の他の人の意見も聞いてから決めたいと思っています」と伝えるのが良いでしょう。
人事部門に確認することで、過去に育休を取得していた男性社員がいるかはわかると思うので、
「男性社員で最大どのくらいの期間、育休を取得したことがあるのか」を教えてもらうと良いと思います。
4. 育休までにやっておいた方が良いこと

育休を取得することが決まったら、ひとまず安心だと思いますが、
育休までにやっておいた方が良いことも合わせてお伝えしておければと思います。
関係者への報告
会社だけでなく、自分と妻の両親にも妊娠した旨を報告しましょう。
また、上司以外にも、業務で関連する人には出産予定日と育休取得期間を伝えましょう。
関係者へ報告することによって、より実感が湧いてくるとともに、
関係者の心の準備もできるので、しっかりと前もって伝えておくことが大切です。
業務内容の整理と引き継ぎ資料の作成
引き継ぎに関しては、育休の直前でやればいいと考えているかもしれませんが、
ギリギリまで通常業務を担いながら、引き継ぎも行っていくことはとても負担が大きいです。
自分自身、前もって業務内容の整理と引き継ぎ資料の準備を進めていましたが、
育休直前は、なんだかんだバタバタとしていたので、コツコツと準備を進めることをおすすめします。
引き継ぎの形式は問わないと思いますが、自分がやった引き継ぎをご参考までにお伝えします。
妻と将来について話す
これを機に、妻と将来のことについて話しましょう。
例えば、キャリアについて話すとしたら、
妻は子供を産んだ後にどんなキャリアを歩みたいと考えているのかを確認することで、
自分がどのくらい稼ぐ必要がありそうか、転職時期が被らないようにキャリア形成を意識しようかを考えることができます。
計画的に話し合うことで、「思っていたことと違う!」という事態を防げますので、
定期的に話す時間を作ることをおすすめします。
家事全般をできるようにする
自分は普段から家事全般を行っていますが、普段家事をやらない男性もいると思います。
妻の妊娠中の負担を減らすことにも貢献できますし、子供が生まれてからの家事を担うこともできます。
子供が生まれると、夜泣きで寝れなくなり、妻は出産からの回復と授乳で大変なので、
家事は基本的に全て夫が担うくらいの気持ちで一緒に子育てをしていけると良いなと思っています。
5. 最後に
本記事の内容をまとめると
- 育休について会社へ伝えるタイミングは、妊娠12週以降がおすすめ
- 育休取得については、妻としっかり話し合うことが大事
- 会社へ伝える時には、強い意志をもって伝えよう
となります。

新しい物事にチャレンジするのは、誰だって勇気がいることです。
自分の実体験が、少しでも皆さんの心を軽くしたり、背中をそっと押すものになることができたら嬉しいです。
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またこのブログでは、他にもキャリアや子育てについて記事を執筆していますので、ぜひ併せてご覧ください。