【結婚の決め手】直感ではない。結婚を迷う人たちに伝えたいこと

この記事では、

  • 「今の恋人と結婚をしようかどうか迷っている」
  • 「他の人の結婚の決め手を知りたい」

という方に向けて、

  • 私が今の夫との結婚を決めた理由
  • そもそも私の結婚に対する価値観

について、実体験ベースでお伝えします。

妻

まるで1個上の先輩とサシ飲みに行ったかのように、「有益な情報が得られた」「心が少し軽くなった」「また明日から頑張ろう」、そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

1. 夫との馴れ初め

妻

「結婚の決め手」と一口に言っても、「二人がどのように出会い、どのような関係性を築き上げた結果結婚するに至ったのか」の前提条件によって、語られる話は変わってくると考えています。

そこでまずは、いきなり結婚についての決め手を語る前に、私と夫の結婚前の関係性がどのようなものだったのか、前提をお伝えしたいと思います。

夫との出会い

夫とは、大学のサークルで出会いました。

大学3年生の頃、夫から告白をしてくれて、付き合い始めるようになった次第です。

付き合っていた期間の長さ・その時期のエピソード

私たちの出身大学は、一人暮らし率が8〜9割を超えており、カップルになるとそのまま半同棲を始める人が多い、という状況でした。

私たちも例に漏れず、大学3年生の頃に付き合い始めてから2年間、片方の家(1K)で半同棲をしていました。

(※大学時代の半同棲生活については、以下記事に別でまとめているため、ぜひ併せてご覧ください)

【実体験】大学生の同棲ってどんな感じ?実際に結婚までいった夫婦が解説

大学を卒業した後は、正式に両家の親に許可をとり、家の契約を一つにして同棲を開始しました。

(※社会人になってからの同棲生活については、以下記事に別でまとめているため、ぜひ併せてご覧ください。)

結婚前の同棲はあり?3年の同棲を経て20代前半で結婚した夫婦が解説 【同棲×リモートワーク】間取り・気をつけていたこと等ご紹介

結婚した時期

私たちはもともと、新卒1年目が終わる頃に、「新卒3年間の区切りが終わって、社会人生活に慣れたところで、結婚をするようにしよう」と話し合いで明確に決めていました。

それに則り、新卒4年目の時期に無事結婚をした次第です。

2. 私が夫との結婚を決めた瞬間

妻

続いて、前述の馴れ初めの中で「いつ私は夫との結婚を決意したのか」についてお伝えしたいと思います。

まず前提として夫側は、大学3年生の頃の付き合い始めた当初から、結婚を意識していたようです。

なのでもちろん同棲をするとなった時も、「結婚を前提に同棲生活を送る」というスタンスだったようです。

対して私はというと、最初の数年間は結婚についてそこまで意識をすることなく、夫との付き合いを続けていました。

大学時代の頃から、たびたび話題に「結婚」という単語は出てきてはいたものの、「社会人になって環境が変わったりしたら、何があるかわからないしな」とそこまで真剣には捉えていませんでした。

私が夫との結婚を決意したのは、新卒1年目の半年を終えた頃です。

社会人になってから私は、仕事でかなりしんどい思いをするようになり、以下の状態になりました。

  • 仕事中、常に不安な気持ちに駆られ、なかなか頭が働かない
  • 少しでも気を緩めればいつでも泣ける状態
  • というか、出社・リモート問わず、無言で涙を流しながら仕事をしていたことがしょっちゅう。
  • 笑顔を作ることができなくなる。ずっと無表情。
  • 朝はギリギリまで布団から出られない。
  • 休みの日に布団から全く出られなくなった。ずっと布団の中でスマホをダラダラみている状態で、家事も全く出来ず。
  • 電車を待つとき、列の一番前に立つことができない。
  • 1日に1回は、これまでの人生であった嫌な出来事などがフラッシュバックして「死にたいな」と思っていた
  • 度々破壊衝動に襲われそうになる。家の中にあるものを全て投げ散らかしたい、等。
  • 当時、新規事業の立ち上げの仕事をさせられていたこともあり、「普段自分が使っているサービスは全て、このようなしんどい仕事から生まれていたのか」と思ってしまい、
    日常で何かを使う時(ベッド・机・スマホなど日用品から、水道水・電気等のインフラまで、とにかく生活していて触れるもの全てに対して)、毎回しんどい気持ちになる。

(※新卒1年目の当初の私の様子については、以下記事に別でまとめているため、ぜひ併せてご覧ください。)

適応障害になった経験から考える、新卒の入社後ギャップの減らし方 新卒ベンチャー入社の実際を語る|仕事内容・メリット・デメリット

その際夫は、以下のように私のことを懸命に支えてくれました。

  • 自炊・掃除・洗濯等、全ての家事を文句ひとつ言わず引き受ける(1年間程度)
  • 私がリモートワークの最中に突如急に泣き出した際には、自分の仕事を一時中断して慰めてくれる
  • 近くの精神科の病院を調べて、私をそこに引きずっていく
  • 「太陽の光を浴びると『セロトニン』が出て元気が出るからね」と言って、朝カーテンを開けた後、布団から私を引っ張り出して窓の近くまで引きずり、私に太陽の光を強制的に浴びせさせる

その中で私が「もうこの人と結婚しよう」と思った瞬間というのが、この

  • 「太陽の光を浴びると『セロトニン』が出て元気が出るからね」と言って、朝カーテンを開けた後、布団から私を引っ張り出して窓の近くまで引きずり、私に太陽の光を強制的に浴びせさせる

をされていた瞬間でした。

夫に「ズルズルズルズル」と引きずられている最中に、「ここまで支えてくれた彼氏と結婚しないで、誰と結婚するんだ」という感情が芽生え始め、「もうこの人と結婚しよう」と決意をした次第です。

3. 夫との結婚をスムーズに決められた理由

妻

以上が、私が夫との結婚を決めた「瞬間」のエピソードになります。

ただ、私がすんなり夫との結婚を決意できたのは、「夫と私の関係性がそもそも良好なものであった」という下支えがあってこそだと考えています。

そこで以下では、私が夫との結婚をスムーズに決められた理由をお伝えしたいと思います。

①人生に対する価値観の一致

例えば夫と私では、「人生において大切にしたい考え方」や「仕事に対する捉え方」「仕事で実現したいこと」などが以下のように一致していました。

  • ただ平凡に毎日を過ごすのではなく、いろんなことにチャレンジをしてみたい
  • いろんな新しいことを学んで、世界を広げていきたい
  • 仕事第一というよりは、プライベート・家族との時間も充実させたい
  • 人が組織の中でイキイキと過ごせるような体制を作りたい

二人で会話をしていると、

  • 「こんな新しいこと一緒に始めてみたいね」とアイデアが出てくる
    (この「ブログ」もその一つになります)
  • 「仕事一辺倒の人生にしたい訳ではない」「家族のためにこういうふうに時間を確保したい」などの会話がスムーズにできる
  • 日々を生きていたり仕事をしている中で、憤りを感じるような部分が似通っている
    (「こういう言い方をする人ってよくないよね」とか「こういう組織体制変えたいよね」とか)

と「お互いの人生に対する価値観が一致しているな」と思う場面がたくさんありました。

②自然体でいられる

大学時代に半同棲生活を2年間、社会人になってから同棲生活を3年間、合計5年間一緒に生活をしていたこともあり、もはや「恋人」というより「家族」という関係性に近くなっていたというのもあるとは思いますが

  • 変な冗談を言い合える
  • 相手の前でも変な格好でダラダラできる
  • 無言の時間が生じても不安を感じない
  • 自分がしてしまった失敗について、恥ずかしげなく伝えることができる

など、相手の前で着飾ったり取り繕ったりすることなく、自然体でいられる関係性をお互い築くことができていました。

③お互い「経済的自立」「精神的自立」「社会的自立」をすることができていた

個人的には「自分一人でも自立して生きていけるけど、それでも一緒にいたいから結婚をする」というのが健全な結婚なのではないかと考えています。

それでいうと、私たちは以下の通り「自立の3要素」と言われる「経済的自立」「精神的自立」「社会的自立」をすることができていたと言えます。

  • 【経済的自立】
    • 夫も私も、正社員として生活に支障のきたさない額の給料をもらいながら働くことができていた
    • 夫も私も、今後も収入を順調に伸ばしていけそうだという見込みがあった
    • 夫も私も、無駄な浪費癖はなく、稼いだお金を適切に貯金や資産運用に回すことができていた
  • 【精神的自立】
    • 夫も私も、「人生をこう生きていきたい」などライフプランなどを持つことができていた
    • 夫も私も、他力本願ではなく「自分のことは自分でなんとかする」と、自分で道を切り拓いていこうという意志があった
  • 【社会的自立】
    • 夫も私も、周りに困っている人がいたら、適切に手を差し伸べることができていた
    • 夫も私も、自分の得意不得意を分かった上で、相手に適切に協力を求めることができていた
    • 夫も私も、自分が嫌だなと思ったことは、感情的に伝えるのではなく、適切に言語化し相手に伝えることができていた
    • 夫も私も、何か問題が起きた際に「原因を洗い出し」「優先順位にもとづき適切な解決策をうつ」という普遍的な問題解決スキルを持つことができていた

お互い、相手に依存することなく、誠実さ・責任感を持って相手と接することができ、適切に尊敬し合いながら関係性を続けることができていたため

結婚を考える際に将来に対して余計な不安を持つことなく、スムーズに結婚を決意できたのだと考えています。

4. 夫と趣味嗜好・価値観が合わないところはあるか

妻

前述の通り、夫と私は「人生に対する価値観」が一致していましたが、それ以外の細かい部分では趣味嗜好・価値観が一致していない部分が多くあります。

それでも、全ての価値観が一致していなくても、結婚生活は問題なく送ることができています。

それを伝えるために、私と夫がそれぞれ持つ趣味嗜好・価値観の中で一致していない部分をお伝えしたいと思います。

①食の好みが全く違う

夫はラーメンや肉料理など「コッテリ・ガッツリ」した料理を好みますが、私は和食・魚・野菜などの「あっさり」した料理が好きです。

特に私は苦手な料理が多く、肉料理・中華など食べられないものが多くあります。

「今週の作り置きは何にしようか」「外食はどこに行こうか」となった際に、食べたいものが正反対のため、なかなか料理が決まらない、ということがよくあります。

ただそこについては、お互い「じゃあ今回はあっさりしたものでいいよ」と譲り合ったり(主に夫が譲ってくれることが多いのですが)、

外食の際はメニューが豊富そうなお店を選んで別々のものを食べる、など工夫するようにしています。

②見たい映画・ドラマの好みが全く違う

夫は青春・恋愛ものの作品を好みますが、私は警察・探偵・ミステリー系の作品が好きです。

しかもお互い相手の好きなジャンルが自分の苦手なジャンルとなっているため、(私は青春・恋愛ものの作品を毛嫌いしており、夫は警察・探偵・ミステリー系の作品を毛嫌いしている)

「映画デート」などがことごとくできない状況になっています。

ここについては「見たい作品があった際は別々に見る。無理に相手を引き摺り回さない」と決めています。

見たい映画やドラマは、お互い一人の時間があった際に、別々でNetflixなどで見たりしています。

③インテリアの好みが全く違う

夫はモダンでシンプルでミニマルなインテリアを好みますが、私はジブリに出てくるようなふんわりした、「借りぐらしのアリエッティ」のようなインテリアに憧れを抱いています。

ここについては、私が夫の「モダン・シンプル・ミニマル」な価値観に極力寄せていった形になります。

  • むやみにものを増やすのではなく、本当に自分の心を満たしてくれるような雑貨や家具だけ購入するようにし、購入する際はあらかじめ夫に確認をとる

などして、お互いにとってストレスのない生活空間を作り上げるようにしています。

ただ実際、夫の「ミニマル」な価値観を取り入れて、「本当に自分にとって必要なものが何かを見極め」ながら物を買うという生活を数年してみると、

自分がいかに「自分の心を満たさない無駄なもの」に雑多に囲まれながら疲弊して生きていたのか、がわかるようになり

今では私も「物は極力増やしたくない」というミニマリスト気質がすっかり体に染み込んでいる次第です。

④人付き合いの広さが全く違う

夫は初対面の人とも積極的にコミュニケーションをとり、人脈をどんどん広げていくことができるタイプの人間ですが、

私はというと、人見知りで初対面の人とのコミュニケーションが特に苦手ですし、人混みも苦手なので多くの人が集まっている場所にいくことを億劫に感じるタイプですし、交友関係は「狭く深く」タイプです。

夫からは「もっとこういうコミュニティとかに積極的に顔を出してみたら」など色々提案を受けたりしますが、私はそれをことごとく拒んでいたり、

私も夫に「その集まりって本当にいく必要のある集まりなの…?」とたまに口を挟んでしまうことがあった、というような状況です。

ここについては、お互いの性格の違いを理解し、無理に相手を引き摺り回さず、お互いにとってやりやすいやり方で社会と関われるよう配慮しあう、ということを今は意識するようにしています。

5. 私の結婚に対する価値観

妻

ここまで「夫との結婚の決め手」「それでも、相手との価値観がずれていると思うポイントがある」などお伝えしてきました。

ここからは、私が実際に結婚をするという経験を通してみて、「結婚に対してどういう価値観を持つようになったか」ということをお伝えしていきたいと思います。

①自分の幸せは自分で掴む。相手に幸せにしてもらおうなどとは思わない

個人的にはまずそもそも「誰かに幸せにしてもらおう」「誰かにぶら下がって楽に生活しよう」という考え方は不健全だなと考えています。

  • 自分の幸せは自分で決める。自分のことは自分の力で幸せにする
  • 自分の人生の主導権を、誰かに譲り渡さない
  • 自分が生活するのに必要なお金は、最低限自分で稼ぐようにする

このように一人の人間として「自立」ができていて初めて、誰かとの関係性をうまく築き上げていくことができるのではないでしょうか。

②結婚の基準は「どん底を一緒に乗り越えられるかどうか」

私の結婚の基準は「どん底を一緒に乗り越えられるか」です。

人生山あり谷ありです。自分の人生が絶好調な時は、おそらく誰とでもうまくやっていけると思います。

ただたとえば

  • 仕事がうまく行かない
  • 急に稼ぎが少なくなった
  • 子育てがうまく行かない

などで理想とはかけ離れたような生活を送ることになり、気分がどん底に落ちることも、人生の中では度々あると思います。

そんな時、

  • その無様な自分の醜態を曝け出した際でも、幻滅して自分のもとを去っていかないで、一緒に乗り越えようと手を取り合ってくれるような相手かどうか
  • 同じく相手がどん底にある時、それでも一緒に支えあって生きていきたいと思えるような相手かどうか

というのが、結婚相手を選ぶ際の大切な基準になるのではないかと、個人的には考えています。

実際、私は新卒1年目の際に仕事できつい思いをし、人生のどん底にいた気分でしたが、

私の無様な醜態を晒しても夫はそれに幻滅することなく、一緒に頑張ろうと手を取り合ってくれ、そのおかげで私は立ち直ることができました。

③相手と全ての価値観が一致している必要はない

前述の通り、私と夫では、細かい趣味嗜好や価値観の部分で一致していない点が多々あります。

それでも、お互いが最も大切にしている「人生に対する考え方」などに好意を持つことができているため、小さなズレは気にならず、うまくやっていくことができています。

大切なのは、

  • 自分にとって絶対に譲れないポイント、大切にしたい価値観は何か
  • それが相手と一致しているかどうか

であって、それ以外の細かな趣味嗜好・価値観の違いについては、工夫次第でさほど問題にはならないと思っています。

私が好きな曲の一つに、B’zの「イチブトゼンブ」という曲があります。

まさにこの曲の通り、結婚するにあたっては「愛し抜けるポイントが一つありゃいい」だと思っています。

④結婚は運とタイミング

冷静に考えてこの地球上には人間が80億人存在しているため、確率的に、今の夫以外にも「相性の合う人」というのは存在すると思っています。

ただ、「80億人全ての人と会って関係性を築いて、結婚する相手を吟味する」というのは現実的に不可能です。

また「たまたま出会うタイミングが悪かったから、うまく関係性を築くことができなかった」というパターンも多くあると思います。

結婚は、「その時たまたま偶然うまく出会うことができて、うまく関係性を築くことができた人」とするようになっているものだと思っています。

「結婚は運とタイミング」だということを受け入れた上で結婚相手を探す、くらいのスタンスがちょうどいいのではと思っている次第です。

6. 今の恋人と結婚をしようかどうか迷っている人に伝えたいこと

妻

以上、私の結婚体験談や結婚に対しての価値観を踏まえ、ここからは「今の恋人と結婚しようかどうか迷っている」という人にアドバイスをしたいことをまとめたいと思います。

「自分の人生の責任は自分でとる」「選んだ道を正解にする」という覚悟が大切

「100点満点の会社」「100点満点のサービス」「100点満点の組織」などがないのと同じように、「100点満点の結婚相手」というものはこの世に存在しないと思っています。

大事なのは、

  • 自分にとって大切にしたい価値観はなんなのか、自分の軸を明確に持っておくこと
  • その時たまたま偶然出会うことができた人の中から、最もうまくやっていくことができそうな人を選ぶ、という覚悟
  • 選んだ道を、自分で100点にするという意志・覚悟
  • もし選んだ道が、自分にとって良くない結果をもたらしたとしても、その責任は自分で取り切る

という考え方なのではないかと思っています。

7. 最後に

今の恋人と結婚をしようかどうか迷っている人に向けて伝えたいことをまとめると

  • 「自分の人生の責任は自分でとる」「選んだ道を正解にする」という覚悟が大切

となります。

妻

新しい物事にチャレンジするのは、誰だって勇気がいることです。
自分の実体験が、少しでも皆さんの心を軽くしたり、背中をそっと押すものになることができたら嬉しいです。

このサイトでは、後輩を応援したいという気持ちで、これからもさまざまな記事を執筆していきますので、ぜひご覧ください。

わたしたちについて

またこのブログでは、他にも結婚準備について記事を執筆していますので、ぜひ併せてご覧ください。