この記事では、
- 「現在大学生だが、恋人と同棲をしたいなと少し思っている」
- 「大学生で同棲ってありなの?と不安に思っている」
という方に向けて、
- 実際に大学時代に半同棲を行ってた際の、よかったこと・大変だったことなどの体験談
- 半同棲を始めるならこういうことに気をつけると良い、という点
について実体験ベースでお伝えします。

まるで1個上の先輩とサシ飲みに行ったかのように、「有益な情報が得られた」「心が少し軽くなった」「また明日から頑張ろう」、そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
1. 「同棲」「半同棲」の言葉の定義

よく「同棲」「半同棲」という言葉がごっちゃになって使われていますが、実はそれぞれ言葉の定義は違います。
そこでここでは、混乱を避けるために、明確に言葉の定義を行っておきたいと思います。
同棲とは
同棲とは、生活拠点が完全に「一つ」である状態のことを指します。
イメージとしては、自分の家(住所)と相手の家(住所)を完全に一つにまとめて生活を行う、という状態です。
よくいう「結婚を見据えて同棲を始める」というのは、このパターンであることが多いかと思います。
半同棲とは
半同棲とは、生活拠点が「二つ」ある状態のことを指します。
イメージとしては、お互い自分の家があり、そのどちらかの家にどちらかが転がり込んでいる、という状態です。
私たちが大学時代に行っていたのは、この「半同棲」の方になります。
2. 前提:私たちの大学時代の半同棲事情

「大学生で半同棲」と言っても、「いつからどれくらいの期間、半同棲をしていたのか」「どちらの家で生活を行っていたのか」など条件が異なるかと思います。
そこでまずは、私たちの半同棲事情の前提をお伝えさせていただきます。
- お互い大学の周辺に1Kで一人暮らしをしていた
- 私と夫の家は自転車で5分程度の距離
- 大学3年生の5月から付き合い始めて、即半同棲開始。大学4年の卒業まで約2年間、半同棲を続けた。
- 最初の1年半は、私が夫の家に住まわせてもらう形で半同棲
- 最後の半年は、夫が私の家に住む形で半同棲
- 自分の家に帰る頻度は2週間〜月に1回程度。荷物を取りに行くために帰るかどうかくらいだった
- 社会人になってからは、正式に両家の親に許可をとり、家の契約を一つにして同棲開始。
※結婚は社会人になって数年経ってからしました。
私たちの出身大学は、一人暮らし率が8〜9割を超えており、カップルになるとそのまま半同棲を始める人が多い、という状況でした。
私たちも例に漏れず、大学3年生の頃に付き合い始めてから2年間、片方の家(1K)で半同棲をしていました。
(※社会人になってからの同棲生活については、以下記事に別でまとめているため、ぜひ併せてご覧ください。)


3. 私たちの半同棲生活の経験談

続いて、実際の私たちの大学時代の半同棲生活の経験談についてお伝えしていきます。
①半同棲の始まり方
前述の通り、私たちの出身大学は一人暮らし率が8〜9割を超えており、カップルになるとそのまま半同棲を始める人が多い、という状況でした。
ですので付き合うとなった時に、お互い何となくうっすら「半同棲をすることになるのかな」というのは頭にチラついていたと思います。
ただ半同棲の始まり方としては、「付き合い始めたんだし、半同棲しようね!」と言って「せーの」で開始をしたというよりは、日々を過ごす中で「気づいたら半同棲状態になっていたね」という状態でした。
- 「今日夜ご飯作っておこうか?」
- 「レポートの進捗生みたいけど一人だと集中できないから、家行っていい?」
- 「夜寒い中帰るのは大変だろうから、今日は泊まっていきなよ」
- 「こっちでも生活できるように、少し物を移しておいたら?」
などしているうちに、気づいたら相手の家に自分のものが増えていき、「もうこっちで生活しちゃえばいいんじゃない?」となり、半同棲が始まっていたという状況です。
なお半同棲をするにあたっては「合鍵」があることが必須ですが、大体私の周りだと、付き合って1ヶ月程度で合鍵の交換が行われていることが多かったように思います。
- 「自分は先に授業のために家を出るから、後から家を出る時はこの合鍵で鍵をかけておいてね」
で合鍵が渡される、というのが一般的だったように思います。
②半同棲時のお金のやりくりの実際
今思うと、やはり大学生だったこともあり、私たちの場合は結構大雑把な管理となってしまっていました。
やり方としては、両者とも「お金にたっぷり余裕がある」というわけではなかったため、お金の負担が偏らないようにしたく、
まず「二人のお財布」を作り、そこに「毎月それぞれ◯円ずつ入れよう」と決めて、毎回の食費や外食費はそこから出すようにしていました。
ただ家賃・光熱費については明確に割り勘をすることはしておらず、たまに、住まわせてもらっている側が毎月のお金を数千円多く出す、程度にとどまっていました。
(※私たちの半同棲は、最初の1年半は私が夫の家に住まわせてもらう形でした。つまり、家賃・光熱費については、夫がかなり負担をしてくれていたことになります。後述しますが、今思うと夫の心が広かったおかげで、私たちの半同棲生活は破綻せず続けられていたなと思っています。)
ちなみに、住んでいない方の家の家賃・水道光熱費については、住んでいないため水道光熱費はほぼかかっていませんでしたが、家賃はもちろん毎月一定金額かかり続けており、
その家賃については割り勘をすることなく、住所を持っている人間が自分で負担をするようにしていました。
③半同棲時の家事の分担の実際
私たちの場合は、「私が家事があまり得意ではなく、夫は料理含め家事全般得意」という状態で、結果かなり夫に家事の負担が偏ってしまっていた、という状況でした。
(※繰り返しになりますが、本当に、夫の心が広かったおかげで私たちの半同棲生活は破綻せず続けられていたなと感じています。)
以上前提を踏まえ、それぞれの家事をどう分担していたかについてお伝えします。そもそも、同棲・半同棲をするにあたって発生する家事には、以下のようなものがあると思います。
- 自炊:食材の買い出し・料理・食器の洗い物等
- 掃除:掃除機をかける、トイレ掃除、水回りの掃除等
- 洗濯:洗濯機を回す、洗濯物を干す等
私たちの場合、以下の理由より、そもそも「自炊」中心の生活を送っていなかったため、「自炊の分担をどう行うか」という話はあまり発生しませんでした。
- お互い、サークルやバイトなどで不定期なスケジュールの生活を送っており、家に帰ってくる時間がバラバラでご飯のタイミングが合わなかった
- サークル終わり・バイト終わりなどに、友人とご飯に行くことも多かった
- サークルやバイトなどで疲れた後に、わざわざ今から料理をしようという気にならず、二人揃っていたとしても、外食で済ませることが多かった
ただたまに「今日は自炊してみる?」となったときには、一緒にスーパーまで買い出しに行って一緒に料理をしてなど、一緒に行うことが多かったように思います。
またたまに片方に余裕がある場合は「今日ご飯作っておこうか?」となることもありました。
(※ただこの「たまに片方に余裕がある場合」というのはほぼ夫であることが多く、結果、夫が私のために料理を作ってくれる、ということが圧倒的に多くなっていた状態です。)
「掃除」については、当時はお互いそこまで潔癖症というわけではなかったため、「なんか家の中埃っぽくなってきた?」となってきた際に、「じゃあ今日1日お互い予定空いてるし、ちょっと一緒に掃除機とかかけようか」となるくらいでした。
一番お互いの価値観にずれが生じたのは「洗濯の頻度」です。
恥ずかしながら私は、一人暮らしをしていた時期は洗濯の頻度が週1回程度でした。しかし夫は2〜3日に1回洗濯機を回していたそうで、結果「洗濯機をどれくらいの頻度で回すか」の点で意見が度々ぶつかるようになりました。
結果、夫が「どうしても2〜3日に1回は回したい」というので、洗濯機は夫が気づいた時に回す、というようになってしまっていました。
④半同棲のことを友人に伝えていたか
前述の通り、私たちの出身大学は一人暮らし率が8〜9割を超えており、カップルになるとそのまま半同棲を始める人が多い、という状況でした。
ですので、友人と話していても「付き合い始めたんだ〜よかったね!じゃあ今一緒に住んでるとかなの?」と、自然と半同棲をしているかどうか聞かれることも多く、結果、話の流れで自然と伝えることが多かったです。
また、住む家の場所が変わると必然的に、大学の授業が終わった後やご飯を友人と食べに行った後などに、そこから「帰る方向」が変わってくるため
「あれ?〇〇ちゃんの帰る方向ってそっちだっけ?」「住む場所変わった?」などで察さられる、ということも多かったです。
⑤半同棲のことを親に伝えていたか
夫は親に伝えていましたが、私は最後のギリギリまで親には半同棲のことを伝えていませんでした。親からの許可はもらわずに勝手に半同棲を始めていた、という状態です。
私の親は、1ヶ月に1回、生存確認のために私のアパートまで足を運んでくれていたのですが、その際だけ私は自分のアパートに帰るようにして、親が帰ったらまた夫のアパートに戻る、という生活を続けていました。
また半同棲生活最後の半年間は、夫が私の家に住むようになっていたのですが、その際は私の親が来る時は夫に外に行っていてもらい、親が帰ったらまた夫に帰ってきてもらう、ということをしていました。
⑥半同棲によって学業に支障はきたしていたか
夫の方は明らかに、半同棲を始めてから授業に行く頻度が少なくなっていました。
私はそもそも、恥ずかしながら半同棲前から、授業の出席回数ギリギリを攻めるタイプだったため、半同棲をしたからといってその点はそれまでと変わらず、という状態でした。
この「半同棲をすると学業に支障をきたす」という点について、私の周りの友人の傾向も踏まえた上で個人的な見解を述べさせていただくと、
半同棲を始めたことで学業に支障をきたすようになったと言っている人は、そもそも半同棲開始前から学業に真剣に向き合っていなかった人であると思っています。
夫もそもそも、半同棲前から、授業には一応行っていたものの特に授業の内容は聞かずにずっと内職をしていた、という状態だったそうです。それが半同棲をしたことによって、いよいよ授業に行かなくなったというだけです。
私の周りに半同棲をしていた人はたくさんいましたが、もとから学業に真剣に取り組んでいた人は、半同棲を開始したくらいでは学業に支障はきたしていなかったように思います。
またこれを言ったら元も子もないかもしれませんが、私の出身大学の大学生は皆そもそもの学力のレベルが高く、
仮に一時的に学業に支障をきたしてしまったとしても、期末の試験やレポートでそれを一気に挽回できるレベルの力は持ち合わせていて、結果、留年などの致命傷をくらう人はほぼいない、という状況でした。
⑦半同棲によって、恋人との生活にマンネリ感は生まれたか
私たちの場合は、日々の生活にマンネリ感などは生まれていなかったように思います。
半同棲をしていると、必然的に相手の深い一面まで知ることができるため、日々発見が多く、
- 「そんなことを考えているんだ。その考え方面白い」
- 「私はこう考えていて、その部分は考え方が違うんだね」
など会話が尽きることはありませんでした。
日々の大半を一緒に過ごすことで、恋人というよりも「家族」に近くなっていくというのはあると思っていますが、
そこに対してはお互い、マンネリ感よりも「安心感」「嬉しさ」を感じるタイプだったため、マンネリというネガティブな捉え方をしなかったというのはあると思っています。
4. 大学生の半同棲のメリット

以上の体験談を踏まえ、「実際に大学生が半同棲を行うことのメリットは何になるのか」について個人的に思うことをご紹介したいと思います。
①自分の価値観を知ることができる
半同棲とは言ってみれば、価値観の異なる他人と毎日一緒に生活をするという行為なわけなので、「自分と相手はどう違っているのか」「自分はどういう人間なのか」ということに常に対峙させられることになります。
ただそこに対して私はとても面白さを感じていて、一緒に住んでいる相手に対して、少しモヤッとすることがあった場合には
- 「これまでは気にしたことはなかったけど、実はここの部分は自分にとっては譲れない部分だったんだな」
と気づきを得ることができたり、逆に相手から何か指摘をされた時には
- 「自分はここの部分について特に気に留めたことはなかったけど、他の人にとっては大切なこだわりポイントにもなり得るんだな」
と、相手・自分のことを深く知ることに繋げられていました。それが意図せず就活の自己分析に繋がったこともあります。
半同棲をしたことで
- 自分と相手は別の人間であり、別の価値観を持っている。
(「私以外私じゃないの」というのは、真理だと思っています) - 人間関係において、「言わなくても察してよ」というのは通じず、思っていることはちゃんと言語化して相手に伝える必要がある。
- ただ感情的に相手に伝えればいいのではなく、相手に甘えすぎず、ちゃんと適切に言葉を選んで相手に伝える必要がある
など「そもそも人と共同して生きていくためには」についてより深く考えることができるようになったと感じています。
②蒸発しづらくなる
一人暮らしというのは、自分が思っている以上に、無意識に心が寂しくなるものです。
前述の通り私たちの出身大学は一人暮らし率が8〜9割を超えていたのですが、それも影響してか、
そこまで広くない私の大学時代の交友関係の中でも、ある日突然音信不通になってそれっきり、となってしまった人が10名弱ほどはいました。
人間生きていれば必ず何かしら、自分の思い通りにならなかったり思いっきり傷ついてしまうような経験はするものです。
大学生の間にも
- 就活がうまくいかない
- サークルで友人と揉めてしまった
- ゼミがブラックでしんどい
など、さまざまな壁にぶつかることがあると思います。
その際一人暮らしをしていると「一人で抱え込んでしまう時間が長くなり、結果プツンと糸が切れやすくなってしまう」という傾向が強くなるように思っています。
しかし半同棲をしていると
- 家に帰ると必ず誰かがいる
- 誰かと一緒にご飯を食べられる
- 「落ち込んでいるように見えるけど、何かあったの」と声をかけてくれる人がいる
という状態のため、心が救われ立ち直りやすくなる、蒸発しづらくなる、という傾向があるように思います。
③無知な大学生を狙った怪しいサービスに引っかかりづらくなる
前述の通り、私たちの出身大学は一人暮らし率が8〜9割を超えていたため、一人暮らしの無知な大学生を狙った怪しい業者からのチラシや訪問、怪しい宗教の勧誘などが、本当に多くありました。
実際夫は半同棲を始める前、格安電気会社の営業マンがアパートに訪問してきて、話を聞いて契約をした結果、その会社は数ヶ月後に倒産、一括払いで払った10万円弱が帰ってこなくなった、という経験をしたそうです。
しかし半同棲をしていると、そういった営業マンなどが家に訪問してきても「ちょっと怖いから、一旦同居人に相談してから決めようかな」と冷静になることができます。
私たちが半同棲を始めてからも、怪しい業者などからの勧誘は以下の通りいくつか受けましたが
- 「電気料金の詳細の紙を見せてくれさえすれば、あとはこっちで勝手に電気料金安くしておくんで。とりあえず今すぐ電気料金の紙を出せ」と言ってくる営業マン
- ショッピングモールによくいる、ウォーターサーバー会社のしつこい営業マン
どれだけ営業マンの熱いセールストークに乗せられそうになったとしても、「すみません自分一人では決められないので、同居人と相談してからにさせてください」と相手を追い返すことができ、
その後同居人とちゃんと相談した結果、「その商品は別にいらないよね」「それは明らかに怪しい業者だよね」と、冷静に判断を下すことができた、ということがありました。
④防犯対策になる
特に女性の一人暮らしの場合、「この家は女性が一人で暮らしている」ということが周りにバレてしまうと、怪しい人につけ狙われやすくなるというリスクがあります。
どれだけ「太陽の光を浴びたポカポカな服を着たい」と思っても、女性で一人暮らしをしていたら、洗濯物を外に干すことはまずできません。
私の女性の友人でも、「一人暮らしをしていたがストーカーに付き纏われるようになってしまったため、セキュリティの高い(家賃の高い)マンションに引っ越しをせざるを得なくなってしまった」という友人がいました。
しかし半同棲をしていて、「この家には男性がいる」と認知されると、そういった危険な目に遭う危険性はグッと減りますし、万が一何かあった時にも、家の中に二人いれば身を守りやすくなります。
5. 大学生の半同棲のデメリット

もちろん、半同棲にもいくつかデメリットがあると考えているため、それらをご紹介いたします。
①どちらかは「自分の家に住む」ことを諦める必要がある
半同棲は「それぞれ家がある状態で、どちらかがどちらかの家に転がり込む」という状態であるため、必然的にどちらかは「自分の家に住む」ことを諦めることになります。
私たちの場合は、半同棲生活の最初の1年半は、私が夫の家に住まわせてもらう形で生活をしていたのですが、
私としては、もちろん半同棲生活は楽しかったものの
- せっかく自分が作り上げた、お気に入りの家具に囲まれた、お気に入りの家なのに、そこに住むことができない
- 住んでいない家に家賃を毎月支払い続ける
ということが地味にストレスになっていました。
「私の家で半同棲するようにしようよ」と何回か提案していましたが、
夫が親から「相手の親に許可を取れていないうちは、相手の家に転がり込むなんて、決してしてはいけない」と言われており、且つ私はあまり親に半同棲のことを言いたくなく、親への報告をずるずると先延ばしにしてしまっていたため
結果、私の家で半同棲生活を送るのは、最後の半年程度のみとなってしまいました。
ただしこの点については、周りの友人だと「2週間ずつ、住む家を交代する」などで解決しているカップルもいましたし、「そもそも自分の家にそこまでこだわりがないから気にならない」というタイプの友人もいました。
②他の友人との時間が少なくなりがち
半同棲をする前までは、「たまには一人じゃなくて、誰かとご飯食べたいな」と思った際に、「学科やサークルの友人をご飯に誘おう」となっていたのですが
半同棲をすると家に同居人が常にいることになるため、「誰かとご飯を食べたいな」と思っても同居人とそのまま一緒にご飯を食べれば良いわけで、
「誰か友人を誘ってご飯に行く」ということが少なくなったように思います。
また家に同居人が住んでいると、同居人に配慮して友人を家に招きづらくなり、宅飲みを開催しづらくなる、というのもありました。
ただ友人との時間が少なくなったと言っても、私の場合は上記の通り「外食に一緒に行く頻度が減った」くらいの話で、大学の授業やサークルなどでは普通に仲良く話をしていたので、
これを「半同棲の致命的なデメリットだ」と感じることはありませんでした。
6. なぜ私たちの大学時代の半同棲はうまくいったのか分析

ここまで、私たちの大学時代の半同棲生活について体験談をお伝えしてきましたが、私たちがうまく半同棲生活を続けられたのは、一定の環境・条件があったからであり、決して必ずしも再現性のあるものではないと考えています。
そこでここからは、「なぜわたしたちは半同棲生活をうまく続けられたと思うか」についてご紹介いたします。
①半同棲に反対をする人が周りにいない環境だった
まず第一に、「大学生が恋人と半同棲生活をおくる」ということに対して、違和感や反対意見を持つ人が、周りに圧倒的に少なかった、というのが大きいと思っています。
前述の通り、私たちの出身大学は一人暮らし率が8〜9割を超えており、カップルになるとそのまま半同棲を始める人が多い、という状況だったため、
自分達も違和感や抵抗を感じることなく、「当たり前のこと」としてすんなり半同棲を始めることができましたし、続けることができたと考えています。
また幸いにも、私の親も夫の親も、自分達の大学生活に対してそこまで口うるさく指摘をする、というタイプではなかったため、「親の反対」というハードルもありませんでした。
②相手への期待がそこまで高くない状態で付き合い始めていた
誤解を恐れずに言えば、わたしたちはお互い最初から「相手にあまり期待をしていない」状態で付き合い始めていました。
私たちの関係は、夫が私に告白をしてくれる形で付き合い始めたのですが
私が夫の告白をOKした理由は「この人と一緒にいれば素敵で理想的なキラキラ大学生活が送れる!」と思ってOKをしたわけではなく、「断る理由はないし、とりあえず付き合ってみよう」くらいの軽い気持ちでOKしたのが正直なところでした。
また夫も、告白をしてくれた理由がどちらかというと「危なっかしいから守りたい」というものだったらしく、
私に家事能力や自己管理能力があまりないことはわかっている、その部分については別に期待していない、という前提で告白をしてくれていたそうです。
なので、半同棲でお互いの「モヤッとした部分」「できていない部分」が見えたとしても、そこで幻滅することなく、スムーズに助け合うことができた、というのがあると思っています。
③両者とも、一人の時間がないことに全く苦痛を感じないタイプだった
よく半同棲生活のデメリットとして「一人の時間を確保できなくなる」ことを挙げている方が多いかと思います。
しかしその点についてはわたしたちは両者とも、一人の時間がないことに全く苦痛を感じないタイプだったため、何も問題になっていませんでした。
むしろ夫も私も、一人きりの状態が続くと精神を病みそうになるタイプだったため、「常に誰かが家にいるため一人の時間がない」というのは大きなメリットになっていました。
また付き合う前から、「無言の時間が生じても違和感を感じない関係性」を作ることができていたため、家に常に他人がいるという状況ではあるものの、ストレスを感じづらかった、というのもあると思っています。
7. 大学生の方で、これから半同棲をしようか検討している人へのアドバイス

以上の実体験を踏まえ、大学生の方でこれから半同棲をしようか検討している方に向けて、いくつかアドバイスをさせていただきたいと思います。
①お金の管理はしっかりしておいた方が良い
「金の切れ目が縁の切れ目」です。特に大学生だと、この「お金の管理」の部分が結構あやふやになりがちだと考えています。
私たちの場合は、ただただ夫の心が広かったため、たまたま大雑把なお金の管理でも奇跡的に半同棲生活が続けられていましたが、
冷静に考えて、常にどちらかにお金の負担が偏っている状態では、健全な関係性を築くことはできないはずです。
- 使ったお金は家計簿など何かしら記録に残し、二人で生活するのにどれくらいのお金が掛かっているのか把握する
- 支出を見て、お金はきちんと割り勘する
- 家賃・光熱費の負担も考え、住まわせてもらっている方はきちんと多くお金を払う
といった管理は必ず行うようにしましょう。
②溜め込まずに、言いたいことはしっかり言い合った方が良い
前述の通り、人と一緒に住むにあたっては基本的に「相手と自分とは違う人間である」ということを特に心得る必要があると思っています。
「言わないけど態度で察して」というのは通用しません。
生活をする上で自分が譲れない点があるのなら、溜め込んでから一気に爆発させるのではなく、早いタイミングでしっかり相手に伝えるようにしましょう。
また、ただ自分のことばかりを受け入れてもらおうとするのではなく、相手のやり方・譲れない点についても、受け入れる努力をすることが必要です。
8. 半同棲をする際の事務的な注意点

最後に、大学生が半同棲生活をするにあたって、事務的な注意点がいくつかあるためご紹介します。
同棲の場合は、住所を一つにまとめているため制度的に何か問題になることは少ないですが、半同棲は「拠点が2つある」という状態のため、公的機関の制度的に問題が生じ、確認がとられたりすることがあります。
①郵便局から確認の手紙が来ることがある
半同棲をする中で、「通販で買った商品を、自分の家ではなく今住んでいる家の住所に送りたい」ということが起きてくると思います。
そうすると郵便局から、「あなたの家宛に、あなた宛以外の荷物が頻繁に届いてますけど大丈夫ですか」という確認の手紙が届くことがあります。
この手紙に対しては「大丈夫です」と適切に連絡をしないと、その先荷物が受け取れなくなってしまうことがあるため、きちんと確認するようにしましょう。
②水道局から確認の手紙が来ることがある
半同棲をしていると、必然的に、お風呂・トイレなどで使用する水の量が増えます。
そうすると今後は市区町村の水道局から「最近急に使用している水の量が増えていますが、水漏れなどではありませんか?大丈夫ですか?」という確認の手紙がくることがあります。
この手紙については、問題がなければ特に連絡や返信などをする必要はなかったはずですが、念の為きちんと確認するようにしましょう。
③退去時には合鍵も併せて返却する必要がある
半同棲をするにあたって合鍵を作ることになると思いますが、その合鍵はアパートの退去時に必ず返却を行う必要があります。
卒業などでアパートを退去する際には、同居人に渡していた合鍵をしっかり返却してもらい、大家さんに渡すようにしましょう。
9. 最後に
これから恋人と半同棲をしようかな、と検討している大学生に向けて、アドバイスをまとめると
となります。

新しい物事にチャレンジするのは、誰だって勇気がいることです。
自分の実体験が、少しでも皆さんの心を軽くしたり、背中をそっと押すものになることができたら嬉しいです。
このサイトでは、後輩を応援したいという気持ちで、これからもさまざまな記事を執筆していきますので、ぜひご覧ください。

またこのブログでは、他に結婚準備ついて記事を執筆していますので、ぜひ併せてご覧ください。