この記事では、
- 「結婚式をするかしないかで迷っている」
- 「結婚式をしないと決めた人の意見や考え方を知りたい」
という方に向けて、
- わたしたち夫婦が結婚式をしないと決めた理由
- 結婚式をするかしないかはどのように決めるべきだと思うか
について、実体験ベースでお伝えします。

まるで1個上の先輩とサシ飲みに行ったかのように、「有益な情報が得られた」「心が少し軽くなった」「また明日から頑張ろう」、そんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
1. 結婚式をする・しないについてどう迷ったか

私たちも最初から「結婚式は絶対にしない」と決めていたわけではなく、「結婚式をするかしないか」で悩んでいた期間がありました。
以下では、具体的にどのような点で悩んでいたのかについてご紹介いたします。
①友人の結婚ラッシュの際、ただお金が出ていくのみになる
結婚式にお呼ばれした際には、ご祝儀で3万円程度相手に渡すことになると思います。
自分達も結婚式を行うのであれば、ご祝儀を渡し渡されでお金がトントンになると思われますが、
結婚式を行わない場合、友人からご祝儀でお金をいただくことがないため、結果、結婚式に呼ばれれば呼ばれるほど、ただお金が出ていくだけになることになります。
②大学のサークル内で結婚したため、結婚式に呼びたい人はいるし、やればきっとそれなりに楽しい
私たちは、大学時代にサークルで出会い、5年間の付き合いを経て結婚をするに至りました。
(※付き合ってから結婚するまでの流れについては、以下記事に別でまとめているため、ぜひ併せてご覧ください。)



サークル内で結婚をしたため、結婚式をするとなった場合、サークルの友人をたくさん呼ぶことができますし、きっと当時のサークル話などで盛り上がることもできると思われます。
お世話になったサークル時代の友人や先輩などへのお礼も兼ねて結婚式をする、というのはない話ではないなと考えていました。
2. それでも結婚式をしないと決めた理由

前述の通り、「結婚式を開いた方がいいのかな?」と迷うこともありましたが、それでも最終的には「しない」という結論に至りました。
以下、どのような理由で「結婚式をしない」という結論に至ったのかご紹介をいたします。
①妻側が「結婚式」「ウェディングドレス」などに全く憧れを持っていなかった
まず私がどうしても「結婚式」「ウェディングドレス」などに憧れを持つことができませんでした。
女性として生きていると、結婚式以外にも以下のように「晴れ着」を着る機会に何回か恵まれます。
- 成人式:振袖
- 卒業式:袴
- 結婚式:ウェディングドレス、パーティードレス
しかし私はその度に「男性はスーツを着ておきさえすれば許されるのに、なぜ女性だけ高額で華やかな衣装を用意していちいち着飾らなければいけないのか」と思ってしまうような人間でした。
(※晴れ着を着てイベントを楽しんでいる人々を否定しているのではなく、「私はそれを楽しむことができなかった」というだけです。)
もちろん結婚式にしても、世の女性がよく抱くような「煌びやかなウェディングドレスを着たい」という気持ちは一切ありませんでした。
また、「自分が主役となってスポットライトを浴びたい」という欲もありませんでした。
むしろ私は、「スポットライトは浴びたくない。あまり目立ちたくない。」というタイプの人間ため、「結婚式を開いたとしても、終わった際、幸福感よりも疲労感が勝っているだろうな」というのが容易に想像できてしまいました。
②妻側が親と不仲だった
もう一つ大きな理由として、私が親と不仲だったというのが挙げられます。
結婚式では
- 妻が妻の父親とバージンロードを歩く
- 披露宴で妻が妻の両親に手紙を読む
というのが定番のイベントになっているかと思いますが、私はそれをしたくありませんでした。
上記をしないプランで結婚式・披露宴を開くことももちろんできると思いますが、そもそも親が自分の結婚式・披露宴の場にいるということが、私にとってかなりのストレスになりそうで、
そうすると「そこまでのストレスを抱えてまで無理に結婚式を開く必要はあるのか」と考えるようになりました。
③夫側も結婚式を開きたいという強い気持ちがあるわけではなかった
夫側も「結婚式?やりたいならやるでいいし、やりたくないならやらないでいいんじゃない」といったスタンスで、「自分は絶対結婚式をしたい」という強い願望を持っているタイプの人ではありませんでした。
④費用が高い
結婚式は、「大変かもしれないけど、やったら意外と楽しいんじゃない」という軽い気持ちで開けるほど、費用が安いわけではありません。
結婚式の費用の相場は一般的に「327.1万円」と言われています。
【参考】
・【結婚式のお金はいくら?】相場や項目別平均費用などまるっと解説!
ここまでの、「自分達にとっての結婚式を開くメリット・デメリット」を見比べた際に
- 【結婚式を開くメリット】
①友人の結婚ラッシュの際、ただお金が出ていくのみになる
②大学のサークル内で結婚したため、結婚式に呼ぶ人はいるし、やればきっとそれなりに楽しい - 【結婚式を開くデメリット】
①妻側が「結婚式」「ウェディングドレス」などに全く憧れを持っていなかった
②妻側が親と不仲だった
③夫側も結婚式を開きたいという強い気持ちがあるわけではなかった
明らかにメリットが弱すぎて、そのメリットに対して330万円弱を払う価値はないな、という結論に至りました。
3. 結婚式をしないことに対して周りから何か言われたか

「結婚式をしないことで周りから何か言われるのではないか」と心配している方もいらっしゃると思います。
そこで、実際私たちは結婚式をしないことで周りから何か言われたか、をご紹介したいと思います。
友人:言われなかった
サークルの友人や、高校の友人に「結婚することになりました。でも結婚式はしないです」と伝えた際には、
- 「そうなんだね。まあ無理して結婚式をする必要はないよね」
- 「じゃあ結婚式とは別に飲み会とかでお祝いしようか」
などすんなり受け入れてもらうことができました。
「え、結婚式しないとかありえない」と大々的に反対をしてくる人はまずいなかったです。
ただここについては「類は友を呼ぶ」で、親しくしていた友人が、必然的に私と似たような価値観を持っている人で構成されていた、というのは大いにあると考えています。
妻側の両親:言われなかった
妻側の両親に「結婚することになりました。でも結婚式はしないです」と伝えた際には、「そうなんだね。まあ相手の親がそれでいいっていうんだったらそれでいいんじゃない」という反応でした。
「結婚式をしてほしい」とは一言も言われなかったです。
私が結婚式を開くタイプのような人間ではないということを、親も流石に察していたのかなと考えています。
夫側の両親:言われなかった
夫側の両親に「結婚することになりました。でも結婚式はしないです」と伝えた際にも、「そうなんだね。まあ相手の親がそれでいいっていうんだったらそれでいいんじゃない」という反応でした。
ただ夫の母側については、口ではそう言いつつも顔では「結婚式しないんだ」と残念そうな顔をしていました。
がおそらく「結婚式をしてほしい明確な理由」が見つけられなかったのか、特に最後まで何も言われることはありませんでした。
余談ですが、個人的には両家とも「相手の親がどう思うか」を基準にしていたのが非常に面白いなと思っています。
やはりまだ日本では、結婚というのは「家と家の結婚」という考え方が一部根付いているのかな、と思わされた瞬間でした。
4. 結婚式をしない代わりに行ったこと

結婚するにあたっては、結婚式以外にも「両家顔合わせ」「ウェディングフォト」など様々なイベントがあります。
私たちは結婚式はしなかったものの、それ以外の結婚イベントについては軽く実施をしました。
以下では、私たちが結婚式をしない代わりに行ったことをいくつかご紹介したいと思います。
①両家顔合わせ
結婚をするにあたって、流石に一度も両家の両親が顔を合わせないというわけにはいかなかったため、小洒落た古民家レストランのような場所で、両家顔合わせを行いました。
そこで
- 婚約指輪・結婚指輪の披露
- 両家の親の自己紹介
- 両家の親に、これまでの感謝として花束を贈呈
- 両家顔合わせの栞を作成し、そこにこれまでの二人の思い出の写真や馴れ初めなどを記載
などを行いました。
なお私は前述の通り親と不仲であったため、あまり準備に乗り気になれず、これらの準備は全て夫が行ってくれました。
②ウェディングフォト
夫から「結婚式はしないにしても、親にタキシード姿を着た自分の姿を見せたいため、ウェディングフォトだけは撮りたい」と申し出があり、ウェディングフォトを取ることになりました。
ウェディングフォトの撮影には親を招待し、親にもモーニング・黒留袖を着てもらい、一緒に写真に映ってもらいました。
なおこの準備についても、夫が行ってくれました。
③サークルの人たちとの飲み会
これは自分から開いたというよりは、サークルの友人が私たちのために企画をしてくれたものになります。
ありがたいことに30人くらいが集まってくれ、楽しく飲み会を行うことができました。
5. 結婚式をしなかったことに対して後悔はあるか

「結婚式をしないと後から後悔をするのでは」と心配になる方もいらっしゃるかと思います。
そこで以下では実際に「私たちは結婚式をしなかったことで、その後後悔をしたか?」についてお伝えしたいと思います。
結論、後悔はしていません。
「結婚式をしない」と決めた理由や思考の過程が明確だったため、後から「やっぱりしたほうがよかったんだろうか」といちいち悩むことがありませんでした。
友人の結婚式に呼ばれた際にはもちろん「とっても素敵な結婚式だったな」とこちらまで幸福感に包まれますが、
「ではあの結婚式を自分がやりたいと思うか」といわれると、「前述のデメリットを考えると、結婚式はやりたくないな」という考えに毎回なる次第です。
6. 結婚式をする・しないはどう決めるべきだと思うか

ここまで、私たちが結婚式をしないと決めた理由についてお伝えしてきました。
ここからは、「結婚式をしようか迷っている」という人に向けて、「どのような考え方で結婚式をする・しないを決めるのが良いと思うか」についてお伝えをしたいと思います。
①結婚式をした際のメリット・デメリットを自分たちなりに洗い出す
まず、いつまでもなんとなくの感情で「結婚式は大変そうだな、でもやったほうがいいのかな」と行ったり来たりしているのではなく
- 結婚式を開いた場合の、自分達にとってのメリットは何か
- 結婚式を開いた場合の、自分達にとってのデメリットは何か
をそれぞれ明確に洗い出すをことを行いましょう。
ここで大切なのは「自分達にとってのメリット・デメリットは何か」を考えることです。
もちろん、一般論として言われていることをネットで検索して調べるのも大切ですが、
自分が結婚式を開いたときのことを明確にイメージし、
- 「結婚式を開くと、自分はこういう感情を抱えることになると思う」
- 「こういう点を自分はストレスに感じそう」
など、「自分はどう思うか」を起点にして考えることが大切だと思っています。
そうでないと、出した結論に対していつまでも納得感を持つことができないのではないでしょうか。
②メリット・デメリットを天秤にかける
メリット・デメリットを洗い出したら、あとはそれを天秤にかけて、する・しないを決断するだけです。
個人的にここで大切だと思うのは、「結婚式をする・しないの決断を誰かに委ねないこと」「自分で責任を持って決断を下すこと」だと思っています。
「結婚式をしない」という選択をとった際に、「あの人が結婚式はしなくていいって言ったから」と他人を理由にしてしまうと、結果的にいつか「結婚式をしなかった」ことを後悔する日が来てしまうのではないかと思います。
また結婚式をすると決めた場合でも、結婚式をするにあたっては、準備しなければいけないことが多かったり、費用も高額だったりと、壁にぶつかることが何回かあることが予想されます。
その際に「あの人のせいで結婚式を開くことになった」という他責の気持ちでいたら、せっかくの一生に一度の結婚式なのに、良い思い出にすることができなくなってしまうのではないかと考えています。
7. 最後に
「結婚式をする・しないはどう決めるべきか」の考え方に関するアドバイスをまとめると
となります。

新しい物事にチャレンジするのは、誰だって勇気がいることです。
自分の実体験が、少しでも皆さんの心を軽くしたり、背中をそっと押すものになることができたら嬉しいです。
このサイトでは、後輩を応援したいという気持ちで、これからもさまざまな記事を執筆していきますので、ぜひご覧ください。

またこのブログでは、他にも結婚準備について記事を執筆していますので、ぜひ併せてご覧ください。